“貯めグセ”がつくシンプルな家計管理で年間350万円を貯金。忙しいママも続けられる簡単家計簿

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金融庁の「老後の必要資産は2000万円」報告を聞いて、「え、貯金しなきゃ!」と焦った人も多かったはず。でも、実際には、なかなかできないのが貯金ですよね。

 

ところが、「整えて貯める暮らしのコツ~えまの家計簿~」を発信するインスタグラマーのえまさん(@simplehome.8)は、なんと、1年で350万円も、毎年しっかりと貯金しているそうです。

子育てをしながら、フルタイムで働く30代前半のワーキングママは、どうやって年間350万円ずつ、貯めているのでしょうか?

「それは、忙しいママでもラクラク続けられるオリジナルの家計簿を編み出したからです。貯金に手を出すことなく、使っていいお金の中でやりくりできれば、自然と“貯めグセ”がついてきます」と話すえまさんに、確実に貯金するコツを教えていただきました。

■ 1 「先取り貯金」をして、残ったお金でやりくりする

貯めグセをつけるためには、まず、家計を整えることからはじめます。

お金の全体像を把握して整理整頓し、家計管理をシンプルにするのです。

「収入」から「先取り貯金額」を引き、使ってもいい金額を書き出して把握しましょう。

収入 − 先取り貯金額 = 使えるお金

これが、私が使っている「えまの家計簿」のルールです。

貯金は、先取りするのが鉄則です。

「残ったお金を貯金しよう」では、いつになっても、貯金できません。

この使えるお金を、「固定費」「食費・日用品費」「やりくり費」「特別費」の4つに分けて考えます。

■ 2 「貯める口座」と「使う口座」に分けて、お金が自動的に貯まる仕組みをつくる

銀行口座は、「貯金用口座」(貯める口座)と「生活費口座」(使う口座)の2つだけにします。

「先取り貯金」は「貯める口座」に移して、この口座からは、現金を引き出さないようにします。

クレジットカードなども紐付けないでください。

えま家では、夫の給与振り込み口座が生活費口座、私の給与振り込み口座が貯金用口座です。

貯める一方の口座だと、貯金額の増加が一目瞭然です。

さらに、私は1日15ポイント貯まる楽天証券の積立NISAで、お得に「ポイ活」しています。

ザクザク貯まるので、1年間でポイント数が10万になったこともありました。

ポイントをダブル、トリプルに重ね取りできるポイントサイトも活用しています。

ネット銀行とネット証券をうまく活用すれば、預金の金利を100倍にすることも可能。

貯金や積立などでお金が貯まる仕組みをつくりさえすれば、あとは毎月、自動的にお金が貯まっていきます。

■ 3 家計簿のチェックする項目は、3つに絞る

えまの家計簿は、項目が3つだけ。これなら、忙しいワーキングママでも続けられます。

1枚の紙に、毎月の計画を立てて結果を書くだけのシンプルなものです。

ひと月の収入、支出、貯金をすべて1枚に収まるように書きます。

お金を使わなかった日は、「ごほうびシールを貼る」とモチベーションがアップしますよ。

支出の項目は「食費・日用品費」「やりくり費」「特別費」の3つだけにします。項目を細かく分けるほど、管理が大変になるからです。

家計簿では、何を買ったかを細かく把握することより、「何にいくら使っているのか、予算内に収まっているか」を把握することが大切です。

家計簿は、毎日書かなくてもOK!

私は、1週間分をまとめて、仕事が休みの週末に書きます。

予算の中でやりくりする習慣を身につけることが、黒字への一歩です。

家計簿=支出記録ではなく、「支出をコントロールするためのノート」だと意識して使えば、貯めグセがつくようになります。

■ 4 生活費はすべて1000円札で引き出すと、無駄遣いがなくなる

貯めグセをつけるために、毎月必ず支出するものはとことん見直します。

日用品では、スーパーやコンビニのプライベート・ブランドへの「替え活」がおすすめ。洋服はプチプラブランド、コスメはドラッグストアで購入しましょう。

えま家では、現金の引き出しは月に一度、給料日だけと決めています。しかも、すべて1000円札で引き出します。

夫婦のそれぞれのお小遣い、食費・日用品、やりくり費で11万円を110枚の1000円札で用意。このほうが1枚1枚をていねいに使うことができ、無駄遣いがなくなります。

さらに、食費・日用品費は、週1万円生活で乗りきります。

毎週1000円札10枚を専用の生活費財布に入れて管理すれば、残高を確認しながら行動できるので無駄づかいを減らせます。

貯金をするコツは、「支出を月の予算内で収める」、これだけです。

失敗経験を積み上げて完成した「えまの家計簿」は、簡単でシンプルに管理できるように工夫しています。大切なのは貯金を取り崩さずにやりくりすること。

細かく管理して挫折するくらいなら、少し端折って、ズボラなくらいゆる~く管理しましょう。

えまさんによるお金レッスンは忙しいママに好評で、インスタグラムのフォロワーは18万人超え。

著書『えまの家計簿 貯めグセがつく お金レッスン』(KADOKAWA)では、貯金ゼロから年間350万円ずつ貯まっていく仕組みをつくったノウハウを詳しく紹介しています。

実際にえまさんが書いている家計簿が、えま家のやりくり例とともに紹介されているので、ぜひ参考にしてください。

消費税10%への引き上げを10月に控え、いまから家計を整えて、ラクラク続けられる家計簿とシンプルな家計管理で増税に備えましょう。

文=向千鶴子(レタスクラブニュース)