「そりゃあ、楽しかったですよ」。久保が代表デビュー戦で掴んだ手応え
2−0で迎えた67分、中島翔哉とともに途中出場した久保は73分にふたり抜き、後半のアディショナルタイムに中島翔哉と華麗なワンツーを決めるなど見せ場を作った。
その活躍を経てミックスゾーンで囲み取材に応じた久保は「チャンスをもらえて良かった」とコメント。ピッチに入った直後は「めっちゃワーッと(歓声が)聞こえて、ピリピリじゃないですけど、ひしひしと期待を感じました」。
特筆すべきは、73分に大迫勇也のスルーパスから抜け出したシーンだろう。「(投入されて)すぐの時間帯だったので、(ドリブルで)行こうかと」思った久保が「ふたりの間に行ったら、綺麗に、良い感じで抜けた」と話すように、そのドリブル突破はまさに華麗だった。そこからのシュート(浮かそうと思ったが、グラウンダーに)はGKの正面だったが、彼の才能の一端を示すプレーだった。
そして後半アディショナルタイムの中島とのワンツーも見事だった。そのプレーを振り返って、「俺と似たような感じってわけじゃないけど、ボールを持った瞬間に何を考えているか分かったので、そうだろうなあと思って」と感覚的なプレーで、素晴らしいコンビネーションを見せつけた。
一定の手応えを掴んだからだろう。「短い時間でしたが、自分がやれることは示せた」と言った久保は、代表デビューの実感こそ「今はそこまでない」が、「これから先、大きくなって自慢できることなのかな」とも語っていた。
代表戦でプレーして「そりゃあ、楽しいですよ」とテンション高めに答えた久保。続くコパ・アメリカでどんなパフォーマンスを披露してくれるのか、楽しみだ。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
