「こんな人にはお手上げ。めちゃくちゃ惚れちゃいます」紗倉まなが教える“モテる男の3カ条”
著名人の恋愛事情やモテの秘密を知りたい…! これまでホリエモンやチュートリアルの徳井さんにインタビューしてきた連載企画「モテ凸」。
今回は初めて、女性へのインタビューです。
お相手は、AV女優としてトップを走りつづける紗倉まなさん。
AVという疑似恋愛(?)の世界で活躍する彼女に、 恋愛観やモテる男について聞いてきました。
〈聞き手:福田啄也(新R25編集部)〉
福田:
「トップアイドル女優に恋愛の話を聞いていいのか…」と正直思っているんですけど、今日はインタビューをちゃんと受けてくださるんですよね?
紗倉さん:
もちろんです! なんでも話すので、どんどん聞いてください!

【紗倉まな(さくら・まな)】高等専門学校の土木科出身。2011年にイメージビデオデビュー、翌年2月にAVデビューし、SOD大賞2012では最優秀女優賞、優秀女優賞、最優秀セル作品賞、最優秀ノンパッケージ作品賞など6冠を達成する。著書『最低。』は実写映画化もされ、多彩な活動を見せている
福田:
紗倉さんは過去のインタビューで「AV女優になってからは彼氏がいない」と話されてましたが、これって本当ですか?
紗倉さん:
本当です! 学生時代は彼氏がいましたが、AVのデビューのときに別れました。
そこからは本当にいないんですよ。
福田:
ええ〜、でもそのビジュアルだったら男性からかなりの頻度で言いよられるんじゃないですか?
紗倉さん:
それが恋人になる人はほとんどいないんですよ。
AV女優を始めたとき、あまりにも寂しくてマッチングアプリを使っていた時期もありました。
福田:
そうだったんですか!?
紗倉さん:
でも本当に会うのが怖くなっちゃってやめたんですけどね。
そのくらい恋人はほしかったです。

当時マッチングした人はびっくりしただろうな…
トップAV女優はどんな人を好きになるのか?
福田:
では、紗倉さんはどんな男性を好きになるんですか?
紗倉さん:
これだ! というタイプの男性はいません。
ただ、どんな人でもすぐに好きになってしまうんです。
福田:
(ドキッ)
えっ、もしかしてボクにも惚れることも…?
紗倉さん:
それはないです(笑)。

ですよね
福田:
惚れっぽいって、具体的にどんなことをされたら人を好きになるんですか?
紗倉さん:
「私のこと好きなんじゃない!?」というアクションを起こす人はほとんど好きになります。
ちょっと笑いかけてくれただけでもコロッと落ちちゃいますね。
福田:
めちゃくちゃ簡単だ…!
そんなに簡単に好きになってしまうんだったら、男性にもてあそばれてしまうんじゃないですか?
紗倉さん:
正直、お酒に酔ってしまうと、判断能力が低下してしまうんです…

これ以上は何も聞けませんでした…
紗倉さん:
私は熱しやすく冷めやすいんです。だから、酔いがさめたら「あれ? あの気持ちは何だったんだろう」と我に返ってしまうことも多いんですよね。
「恋愛」と「セックス」は別物。紗倉まなが考える愛とは
福田:
AVの仕事をしていると、男優の方と疑似恋愛のようなシチュエーションになることがありますよね。
それが恋愛感情につながることはないんですか?
紗倉さん:
ないですね。
よく聞かれるんですが、私はセックスってコミュニケーションのひとつでしかないと思っているんですよ。
相手を知るための手段というか。
福田:
それって酒を飲んで仲良くなる…みたいなものと同じってことですか?
紗倉さん:
そうですね。会話が苦手な人にとっては、自分の魅力を発揮するいいツールだと思います。
昔、趣味も話も合わなかった人がいたんですけど、あるときセックスしてそこから仲良くなった友人もいますよ。
福田:
なるほど…そこから「付き合いたい」という感情にはならないのはどうしてなんでしょうか?
普通は、人を好きになる→付き合う→セックスをする、というような流れだとは思うんですけど…
紗倉さん:
私にとって、セックスは仕事でもあり日常でもあるからかもしれません。
でも、こんな女の子は意外といると思いますよ。
付き合う前に相手を知るためのセックスをする子もいますし、逆にセックスをしなくてもうまくいっている子もいます。
セックスだけに重きをおいていたら、性欲が減退したときに好きという感情がリセットされてしまうのではないでしょうか?
福田:
では、紗倉さんにとって恋愛で一番大事なものとは?
紗倉さん:
セックスをしないでも保てる愛があるかどうかですね。
人間は子孫繁栄のため、本能的にセックスを求めています。
もちろん、その本能に従うのは生物として正しいんですけど、そんな本能に頼らなくても人を本気で愛せるならば、それって恋愛の最終形態だと言えますよね。

紗倉さんの恋愛観は哲学的です
紗倉まなが考えるモテる人1「自分を女性だと強烈に意識させてくれる」
福田:
紗倉さんのこれまでの経験から考える、モテる男って何だと思いますか?
紗倉さん:
「自分は女性だ」って強烈に自覚させてくれる人ですね。
ある飲みの席で出会った男性が、私を見るなり「あ〜、(ちょっとタメて)めっちゃ魅力的ですね〜」って誉めてくれたんです。
「あっ、この人は私のことを女性として見てくれている!」って意識しちゃいました。

福田:
でも、紗倉さんは自分の性をすごく意識する仕事をしていませんか?
紗倉さん:
AVの仕事って裸をさらけ出しあって、性を解放しきっちゃうんです。
性別観がフラットになるというか。自分が女なのか男なのかわからなくなっちゃうこともあるんですよ。

そういうものなのか…?
紗倉さん:
だから、「私って女なんだ」って自覚させられるような発言や振る舞いをしてくる人にはもうお手上げですね。
めちゃくちゃ惚れちゃいます。
福田:
でもそれって、下心がある気がします。
それでもいいんですか?
紗倉さん:
もちろん。むしろ多少の下心が見えないと、こっちが勝手に勘違いして好きになっちゃったら悲しいじゃないですか。
下心を全面に出すのはダメですけど、ポップに下心を見せてくるのはアリだと思います。
福田:
それってどんなふうにすればいいんでしょう?
紗倉さん:
「あ〜、やりてえな〜(チラッ)」みたいなことを言ってください(笑)。

※あくまで紗倉さんの意見です
紗倉まなが考えるモテる人2「女性が自信を持てるように誉めるのが上手」
紗倉さん:
あと、「酔わせることに上手な人」はモテますね。
福田:
それはお酒に?
紗倉さん:
いえ、自分にです。私自身が、自分の魅力に酔える。
話していて、「私ってすごく素敵なんだ」と錯覚させてくれる人は魅力的だと思います。
福田:
過去にそんな男性と出会ったことがあるんですか?
紗倉さん:
ありますよ。
その人は恥じらいもなく、どんどんヨイショしてくれたんです。
「この人の目を通して見る私ってそんなに素敵なの!?」ってまんまと錯覚しました。
福田:
それは男性からすると難しいんですよね。
相手を誉めるとき「こんなこと言って引かれないかな…」とか考えちゃって。
紗倉さん:
そしたら、せめて「相手に興味を持っている姿勢」を見せたほうがいいと思います。
相手の話に耳を傾けて、しっかりと質問する。
たとえそれが演技だったとしても、「あなたに興味がある」という意思をちゃんと相手にわからせる人はモテるんじゃないでしょうか。
私だったら、その感情を向けられた瞬間に好きになります。

なんてチョロい人だ…
紗倉まなが考えるモテる人3「庇護欲をうまく煽れる」
紗倉さん:
ほかにも、これは男女に共通しているんですけど、「この人のために何かやってあげないと」と思わせる力がある人は強いです。
福田:
母性を刺激できる人っていうことですか?
紗倉さん:
というより、庇護(ひご)欲をうまく煽れる人です。
普通は「あざとい」とか「媚びてる」ってマイナスに捉えられがちなんですよ。
でも、それらを利用して、「しょうがないな〜やってあげるか」という着地点まで誘導できるならば、それは武器になるんじゃないでしょうか。
福田:
それはかなり難しそうですね…
紗倉さん:
「弱さを恥ずかしげもなく出す」っていうのは手だと思います。
知り合いの女優さんは、困っているときにすぐ顔に出ちゃうんですよ。伏し目がちになったり、ため息をついちゃったり。
そんなのを見てしまったら、「どうしたの!? 助けてあげる!!」ってみんな動いちゃいませんか?

こんな表情だそうです。たしかにずるい
モテない男は本当の自己愛が足りてない
福田:
最後に、かなり惚れっぽい紗倉さんでも「この人はモテない」と思う男性はどんな人ですか?
紗倉さん:
う〜ん。健全じゃない自己愛が強い人だと思います。
福田:
健全じゃない自己愛?
紗倉さん:
ただ相手から誉められたいだけの人です。
そういう人と話していると、自然と会話が自分を誉める方向に誘導されてくるんですよ。
でもそれって、ひとりよがりのプレイと一緒じゃないですか。

紗倉さん:
そういう人に限って、誘導通りに「すごいですよね〜」って誉めたら、「いやいやオレなんて〜」って返してくるんですよね。
自分を卑下する人って、相手からの誉め言葉を待っているくせに、すぐ「そんなことないですよ〜」って否定する場合が多いじゃないですか。
福田:
めっちゃいますね。
紗倉さん:
それって結局は自分に自信がないから、自分への愛を他人のフォローで補完しようとしているだけだと思うんです。
人に愛を求めるよりも、まずは自分でちゃんと自己愛を満たしてから口説きにきてほしいですね。
福田:
なるほど…肝に銘じます!

実はこんな写真も撮っていました
初めて女性に突撃した「モテ凸」。
「紗倉さん、ちょっとチョロすぎないか…?」と不安になってしまう部分もありましたが、これまでインタビューしてきた人たちと同じく「相手を慮る気持ち」というのは、モテに必須なんだと教えてくれました。
終始「私はモテないので、今回の企画には不向きだったと思います」と控えめに話していた紗倉さん。
でも、どんな質問にも楽しそうに回答してくれる姿には好感しか持てませんでした。
帰り際に「いや、紗倉さんはモテまくってますよ!!」と、全男性を代表して伝えておきました!
〈取材・文=福田啄也(@fkd1111)/撮影=森カズシゲ〉
