“ライブ音楽とビールが生み出すゆたかなひととき”をテーマに、あなたのすぐそばで素敵なアーティストたちが生ライブで生きた音楽を届けるTOKYO FMの番組「KIRIN BEER “Good Luck”LIVE」。10月20日(土)の放送には、4人組バンドのOfficial髭男dismが登場しました。


Official髭男dism



“ヒゲダン”の愛称で知られるOfficial髭男dismは、ボーカル・ピアノの藤原聡さん、ギターの小笹大輔さん、ベース・サックスの楢崎誠さん、ドラムスの松浦匡希さんの4人からなるバンドです。“ピアノPOPバンド”を掲げ、藤原さんのハイトーンボイスとコーラスワークによるパワフルな歌を、ピアノ主体のグルーヴィーなサウンドとともに聴かせています。2018年4月にはメジャーデビューを果たし、今勢いに乗っているバンドです。

ライブアテンダントの堤友香が、メジャーデビューしたことで今の目標について尋ねると、藤原さんが「ずっと国民的なバンドになりたいって言っていて、リスナーの人生に寄り添えるような楽曲をずっと作っていきたいな、って想いがあったんですけど、よりその想いが強くなっていった感じです」と答えていました。

この日はグランドピアノやアコースティックギターを使った、アコースティック主体の編成で演奏。まずファーストミニアルバム『ラブとピースは君の中』の収録曲「夕暮れ沿い」から始まります。ボーカルとコーラスが親しみやすいメロディーを歌い、サックスソロをフィーチャーしたスウィングビートのサウンドを聴かせます。力強いメロディーと歌という、彼らの魅力が端的に表れた曲です。

2曲目では早くもカバー曲を披露し、彼らが敬愛しているというビリー・ジョエルの「Uptown Girl」を演奏。まさしく彼らにぴったりピアノサウンドと、藤原さんの流暢な英語のボーカルで、原曲へのリスペクトが強く感じられるカバーです。次の「バッドフォーミー」もキャッチーな曲で、前半はアッパーに攻めていきます。

4曲目の「55」はファンキーな演奏とラップ的なボーカルで、一変してちょっと妖しげな雰囲気。続く「115万キロのフィルム」はファーストアルバム『エスカパレード』の冒頭を飾っていた曲で、ピアノサウンドに乗せて恋愛のストーリーを歌っていくドラマチックなナンバー。藤原さんのエモーショナルなボーカルが聴きものです。さらに、藤原さんがエレクトリックピアノを弾きながら早口で歌っていく「Tell Me Baby」と、曲ごとに異なる表情を見せていきます。

後半になるとさらに勢いを増し、ファンキーなビートと熱いボーカルの「異端なスター」、哀愁あるメロディーが吸引力たっぷりな「ノーダウト」と、曲を連発してたたみかけていきます。ラストは10月17日にリリースされたばかりのE.P.からタイトル曲「Stand By You」をプレイ。藤原さんが「今ラジオを聴いて下さっているあなたも、自分の大切な友達や家族や恋人を想いながら聴いてほしいなと思います」と語り、ピアノのやわらかな響きとともにやさしくも力強く歌い上げて終了。今の彼らの充実ぶりがしっかりと伝わってくるライブでした。


Official髭男dism(左)とライブアテンダントの堤友香(右)