東アジアユースゲームズの公式サイトのトップページ=同大会HPより

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(ワシントン 25日 中央社)2019年8月に中部・台中市での開催が予定されていた第1回東アジアユースゲームズについて、東アジアオリンピック委員会(EAOC)は24日、開催中止を決定した。中国の圧力が背景にあるとみられる。米国務省は同日、台湾が国際組織に有意義に参加することを支持すると表明。両岸関係に非常に高い関心を示す米国の立場を説明し、台湾と中国による対話の再開に期待を寄せた。

EAOCは24日、北京で臨時の理事会を招集。中国による主導の下、多数決がとられ、賛成多数で同大会の中止が決まった。台湾の中華オリンピック委員会によると、台湾で一部の市民団体が「チャイニーズタイペイ」ではなく「台湾」名義で東京五輪に出場しようと国民投票の実施を目指す活動を行っていることが問題視されたという。

米国務省の報道官は、国家以外の形式で台湾が国際組織に参加することを支持するとし、国家としての参加が求められる場合には、台湾の有意義な参加を支持するとの立場を示した。また、台湾が世界的な困難に面した際には、台湾のこれまでの貢献をさらに増大させることを支援すると述べた。

蔡英文総統は24日夜、フェイスブックを更新。中国への強い抗議の意を示した上で、台中市政府と中華オリンピック委員会を全力で支持するとし、契約にのっとって権利を勝ち取るために最後まで戦うとの姿勢を示した。

東アジアユースゲームズは、2013年の中国・天津大会を最後に終了した東アジア競技大会が前身。台中市は2014年10月、同大会の第1回大会招致に成功し、これまで約6億7673万台湾元(約24億5300万円)を投入して準備を進めていた。

(江今葉、謝佳珍/編集:楊千慧)