学生の窓口編集部

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大学に入学するにあたって、上京してきた人もいるのではないでしょうか? これまで暮らしていた環境とまったく違ういろいろなことに、最初はみな戸惑いますよね。今回は、「上京するまで知らなかった実は方言だった言葉」について、大学進学をきっかけに東京に出てきた大学生のみなさんに聞いてみました。

■上京するまで知らなかった、実は方言だった言葉を教えてください。

●ひゃっこい

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・話しが通じなかった(男性/20歳/大学2年生)
・標準語かと思ってた(女性/25歳/大学3年生)
・ひゃっこいねと言った(女性/24歳/大学2年生)
・通じなかった(男性/20歳/大学2年生)

●えらい

・友達と話していたときに気づいた(女性/20歳/大学2年生)
・えらいと言っても伝わらない(男性/20歳/大学2年生)
・うまく通じなかった(男性/25歳/大学院生)
・えらい人(女性/19歳/大学1年生)

●こわす

・炬燵を壊す、と使う(男性/20歳/大学2年生)
・お金を崩すことを言っても伝わらなかった(女性/24歳/大学4年生)
・は?と言われた(男性/19歳/短大・専門学校生)
・壊すではないけどこわすという(女性/18歳/短大・専門学校生)

●ほかす

・捨てると言わなきゃ通じない(男性/23歳/大学3年生)
・何いってるの、と言われた(女性/23歳/大学4年生)
・ほかして、と言ってもほかしてくれなかった(男性/19歳/大学1年生)
・通じないことを知って驚いた(男性/21歳/大学2年生)

●〜さ


・語尾にさをつける(女性/20歳/大学2年生)
・話が終わっていないと思われていた(男性/25歳/大学院生)
・さをつける(女性/19歳/大学1年生)
・北海道ではみんな言っていた(女性/25歳/大学4年生)

●その他

・からう。リュックとかをどうするか(男性/24歳/大学院生)
・あんとんねーよ。え、みたいに言われた(男性/25歳/大学院生)
・いてこます。意味がわからなかったから(女性/19歳/大学1年生)
・放課。あたりまえに休み時間のことを小中高で使っていたので驚いた(女性/22歳/大学3年生)

方言だけを見ても、確かに意味がわからないものもありますよね。地方特有の言葉はおもしろいですが、会話が成立しなくなると少しネックに感じることもありそうです。

いかがでしたか? あなたの出身地の言葉はあったでしょうか。標準語に慣れると方言もあまり使わなくなってくると思いますが、忘れちゃいけない地元の言葉。忘れずに、大切に守っていきたいですね。

文●ロックスター金谷

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年10月 
調査人数:上京した経験のある大学生男女84人