【新華社成都6月21日】中国四川省資陽市安岳県の書房壩ダムで水位が下がり、水中に沈んでいた仏済寺摩崖仏群の一部、唐宋時代の窟龕(くつがん=壁面に掘られた厨子)や仏像が姿を現した。仏像の出現は2023年以降3回目。1970年代に建設されたダムの水位低下は気候変動や農業用水の影響とみられ、文化財の状態は良好だという。摩崖仏群は2012年に省の文物保護単位(重要文化財)に指定されている。安岳石窟研究院の職員に