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タレントの山田邦子(54)が、21日に放送されたTBS系トーク番組『サワコの朝』(毎週土曜7:30〜8:00)にゲスト出演し、仕事が激減した当時の心境を明かした。

「好きなタレント調査」で8年連続1位になり、1980年代から90年代にかけての活躍から"唯一天下をとった女芸人"と称されている山田。全盛期には14本ものレギュラー番組を抱え、あまりに多忙だったためにテレビ局で寝泊まりすることも。そんな日々は山田にとって「命を削るように」という感覚がある一方、「刺激的だし、現場現場が楽しかったです」とやりがいも大きかったという。

その後、30代半ばを迎えた1990年代後半で仕事が減少。山田は「寂しいなとは思いました。でも、こういうものなんでしょうし。ブームが終わったんじゃないですか」と笑顔を浮かべながら当時を思い返し、「たぶん出過ぎたんだと思うんです。『あいつばっかり』という時代があって。みんな悔しかったんじゃないですか。だから、しょうがないです」と淡々と語った。

さらに、「かなり激しいブロックにあいました」と告白するも、これも「しょうがない」と冷静に受け止めている。悲観的になることはなく、時間に余裕ができてからの生活は「有意義」で「すごく楽しいです」。舞台や講演、チャリティーなどで精力的に活動する中で、散歩や喫茶店でコーヒーを飲むような何気ない時間に「こんなことしてなかったんだなぁ」としみじみと感じているという。