齋藤学 (写真:フォート・キシモト)

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ワールドカップのメンバーが発表されました。前日の僕の予想とは、齋藤学選手と青山敏弘選手が違っていました。齋藤選手の代わりに中村憲剛選手、青山選手の代わりに細貝萌選手を選んでいたのですが、ザッケローニ監督はより攻撃のできる選手を選んできたと思います。
 
この選ばれたメンバーを見てわかるのは、ザッケローニ監督の「自分たちがイニシアティブを取って試合を運ぼう」という強い意志です。ワールドカップで対戦する相手はどこも強豪国で、押し込まれる時間も長くなるでしょう。それでも自分たちがボールを保持して、試合を支配していこうとしている人選だと思います。大久保嘉人選手の選出には、そんなメッセージも含まれていると思います。

このメンバーを見て、「強い相手に守り切れるだろうか」という意見もあるでしょう。「強豪相手に主導権を握れるのか」という考え方です。4年前、岡田武史監督はワールドカップ前に守備を安定させるため、4-1-4-1のシステムに変更しグループリーグを突破しました。今回も守備の方法を変えたほうがいいのではないかという声は上がってくることだと思います。

ですが、もしこれで戦い方を変えてしまったら4年間積み重ねてきたものをすべてなくすことになります。4年前に戻るのと同じなのです。日本サッカー界の発展のためにも、これまでの戦いを継続し、それが世界にどれくらい通じるのか試してほしいと思います。

それにしても、それぞれの選手の所属クラブを並べると、マンチェスター・ユナイテッド、ACミラン、インテル・ミラン……と日本もずいぶん強いんじゃないかという気になりますね。ですが、今回の組み合わせには簡単に勝てる相手がいません。日本代表選手の顔ぶれを見ると期待が高まりますが、相手にも素晴らしい選手たちが揃っています。

あと1カ月でチームをさらに20パーセントから30パーセント、実力アップしないとグループリーグ突破も厳しいはずです。長谷部誠、内田篤人、吉田麻也など負傷から復帰したばかりだったり負傷中の選手は、その間にコンディションを上げていってほしいと思います。そして自分たちがやりたいサッカーの精度を上げ、全力でワールドカップに挑みましょう!

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