22日のヴェローナ戦で1−4と敵地で大敗したラツィオのウラジミール・ペトコビッチ監督は、まだ解任されていない。だが一方で、来年7月から2015年12月31日まで、スイス代表監督となることが発表された(EURO2016予選を突破した場合は、自動的に2016年6月30日まで契約延長)。スイスサッカー連盟が明らかにしている。

ペトコビッチ監督は「自分に対する信頼を非常に誇りに思う。私は50年のうち27年をここで過ごした。もはや第2の母国ではなく、第1の母国なんだ」と話した。

一方で、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長とイグリ・ターレSDは、ペトコビッチ監督が去ってからの今後について相談している。ロティート会長は『スカイ』で、「ショックが必要だ。ペトコビッチに会うが、このまま進むことはできない。ただ変えるようなことはしたくないが、リスタートのために何かをする必要がある。国外リーグも検討するよ。時間はすごく短いだろう」と語った。

だが、ペトコビッチ監督はスイスサッカー連盟のインタビューで、解任の可能性についてこのように述べている。

「オットマール・ヒッツフェルト(現スイス代表監督)の後任候補だと報じられて以降、何週間も前からある噂だ。当時の私は正式に何も知らなかったということを強調しておきたい。こういう噂は生活を難しくさせるが、それも我々の仕事の一部だ」

「だが、我々は最大限の確信を持って目標を目指し続ける。チームは非常に良い仕事をしており、遅かれ早かれ、必要な運にも恵まれると確信しているよ。これからクリスマス休暇に入り、30日に練習再開だ。1月6日にはインテル戦がある。将来的な仕事のために、私がラツィオのことをおざなりにすることは少しもない。それは、誰も、少しも疑えないことだ」

辞任を考えている人間の言葉ではない。いずれにしても、ペトコビッチ監督との別れ方を見つけ次第、ラツィオは後任を明らかにするだろう。最右翼は、1年半前から現場を離れている68歳のエディ・レヤ監督だ。1年半前までは、ラツィオを率いていた。2011-12シーズンで4位になっている。

ラツィオのファーストチョイスが、バーゼルのムラト・ヤキン監督であることは変わらない。現役時代にチームメートだったターレSDとの良好な関係を生かしている。だが、ヤキン監督は現在バーゼルを率いており、良い結果を残している。契約を解消させるには、かなりの資金が必要だ。

シーズン途中に難しい状況の中で引き受けるよりも、“汚い仕事”はほかに任せ、冷静に、補強もある中で夏にスタートする方が良いだろう。もちろん、その間にプレミアリーグやブンデスリーガからオファーがなければ、であるが。

ラツィオとの合意があることは確かだろう。実際、ラツィオはレヤ監督に連絡する前に、最後のトライに動くはずだ。だが、何も確実なことはない。