「太陽電池式の人工網膜」で、脳に視覚信号を送信

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人間の目の模式図。画像はWikimedia Commons

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ネズミの脳に視覚信号を送信できる、太陽電池式の人工網膜が開発された。



この研究は、スタンフォード大学の物理学者と眼科医から成るチームによって行われたもので、既存の無線式光起電力型人工網膜(簡単にいえば「太陽電池式のバイオニック・アイ」)を使用し、ネズミの網膜神経細胞を刺激して脳の反応を観察した。



その結果、中心視力が徐々に失われる原因となる黄斑変性を患うネズミで、視覚情報の伝達に関連する脳の活動が通常の状態に戻ることを研究チームは発見した。



この技術は拡張性があるため、将来的に解像度をさらに高くできる可能性がある。研究チームによれば、今回の結果は「網膜変性疾患が原因で失明した患者の視力を回復するための有効なアプローチ」を提供するものだ。



「Cortical responses elicited by photovoltaic subretinal prostheses exhibit similarities to visually evoked potentials(光起電力技術を利用した人工網膜により誘発された皮質反応が示す視覚誘発電位との類似点)」と題されたこの論文は、「Nature Communications」に6月18日付けで公開された。




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