ジョンソン、2年半で3階級UP
元UFC世界ヘビー級王者のオルロフスキー、UFCを離れた後もアフリクション、エリートXC、ストライクフォースにOFCと常に好待遇を求めることができるプロモーションで試合を続けてきた。フレディ・ローチに指導を受けたボクシング技術に定評があるが、やはりこの試合の注目はジョンソンだ。
昨年1月にミドル級転向を決意し、ブラジルでヴィトー・ベウフォート戦に臨むも、ここでも体重を落とせず197ポンドでオクタゴンに上がり、UFCを解雇される。復活の場に選んだ現RFAことタイタンFCのデイビッド・ブランチ戦でもミドル級に落せず、195ポンド契約で戦うなど、完全に体重超過男のレッテルを張られたジョンソンだったが、中堅プロモーションはそこは含めた彼の知名度と、豪快な打撃戦を求めた。
タイタンFCに加え、オクラホマのローカル大会を経てWOSFと契約を果たしたジョンソンは、その初戦でDJ・リンダーマンをライトヘビー級マッチで倒すと、ついに今大会でヘビー級としてケージに足を踏み入れることとなった。2年5カ月で、ついに3階級のウェイトアップとなるジョンソンがヘビー級でどのような試合をやってのけるか。
ベースはレスラーだが、ヒーガン・マシャドの下で柔術を学び、一時はカン・リーに散打の間合いを習った時期もあった。とはいっても、階級同様に一カ所に落ち着けない性質なのか現在は個人主義グループと揶揄されることもあるブラックジリアンの所属となっている。アリスター・オーフレイム、ラシャド・エヴァンス、ジョルジ・サンチアゴ、シアー・バハドゥルサダと敗北が続き、トカゲのしっぽ切りのごとくヘッドコーチだったマリオ・スペーヒーが解任となった同チームで、どのように自身を戒め体調管理がなされているのかも気になるところだ。
身長的には190センチ弱で、特別ヘビー級として小さいわけでもないが、ジョンソンとしてはスピード&スタミナが勝負の鍵を握ってくる。また、オルロフスキーの打たれ弱さは周知のところとなっており、ジョンソンKO勝ちという結果も十分にあり得るメインといえるだろう。
■WSOF 02 対戦カード
<ヘビー級/5分3R>
アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)
アンソニー・ジョンソン(米国)
<バンタム級/5分3R>
マルロン・モラエス(ブラジル)
タイソン・ナン(米国)
<ミドル級/5分3R>
デイブ・ブランチ(米国)
パウロ・フィリョ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・バークマン(米国)
アーロン・シンプソン(米国)
<ライト級/5分3R>
ジェシアス・カバウカンチ(ブラジル)
ジャスティン・ゲーテ(米国)
<フェザー級/5分3R>
ウェイロン・ロー(米国)
キャメロン・ダラー(米国)
<フェザー級/5分3R>
リック・グレン(米国)
アレッシャンドリ・ピメンタウ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
クリス・マクレー(米国)
ダニーロ・ビルフォート(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
イゴール・グレイシー(ブラジル)
リチャード・ペティシュノック(米国)
<ライト級/5分3R>
オジー・ドゥグルブゴフ(ロシア)
クリス・ウェード(米国)