26日(金・現地時間)、オハイオ州デイトンのナッタ―・センターで開催された、ベラトールFC78では、ウェルター級トーナメント準決勝が行われ、アンドレイ・コレシュコフ(ロシア)と、マリウス・ザロムスキー(リトアニア)が激突した。

右を伸ばすコレシュコフは、左の蹴りから左フックをサウスポーのザロムスキーの顔面にヒットさせる。右ジャブから前に出るザロムスキーだが、左フックを警戒しすぐに下がる。左フックから右フックにつないだコレシュコフ、このパンチは空振りに終わり、続く後ろ回し蹴りを掴まれてテイクダウンを許す。

立ち上がり際のザロムスキーのパンチを防いだコレシュコフは、続く打撃の攻防で左フックをテンプルに打ち込む。この一発でケージ際に倒れ込んだザロムスキーに、強烈な勢いでコレシュコフがパウンドを乱打する。完全に動きが止ったザロムスキーを見て、レフェリーがようやく試合をストップ。コレシュコフが元DREAM王者から完全な形でKO勝ちを手にした。

「凄く嬉しい。コーチに感謝している。彼の言いつけを全て守って戦ったんだ。地元、ロシアの皆、マナージャー、コーチ、みんなを喜ばせたかったんだ」と語ったコレシュコフが、本物の強さを見せシーズン7ウェルター級トーナメント決勝戦進出を決めた。
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