最近中国オタクの間では作品だけでなくクリエイターへの注目も高まっているようです。中国のネットで「日本の漫画家で天才っていうと誰?」といったことに関するやり取りを見かけましたのでその紹介を。

********* とりあえず漫画の神様の手塚治虫は入れるとして、あとすぐに思いついたのは冨樫義博だな。下書き状態でも面白いんだから天才と形容するに相応しいと思う。

 漫画家で天才というなら井上雄彦なんかは異論は出ないんじゃないかな。ただ、漫画家の場合どの辺をもってして天才というのか難しいよな……

 その漫画家にしかできないような作品を生み出せるからこその「天才」なんじゃない? 個人的には岩明均とかは天才的な漫画家だと思う。

 天才漫画家というなら藤崎竜とかどう? 初めて封神演義を読んだとき中国古典をこんなにうまく漫画に出来るなんてと驚愕した。世界観やストーリーもそうだが、キャラクターが特に印象的。中華系のキャラだと分かるのに、ちゃんと独自のアニメや漫画のキャラのデザインになってるとか、もう。

 画力だけだったら小畑健は天才的だと思うが、やはり「天才漫画家」とは言えないかな? 小畑健の原作付きでない漫画は正直微妙だし……

 日本の漫画って名作は長期連載になるから自由自在に新たな作品を生み出す天才漫画家ってのは出てこないか、注目されないのかも。例えば、尾田栄一郎は良い漫画家ではあるけど「天才」という表現は何かしっくりこないんだよね。

 羽海野チカとかはどう? 短編なんかも面白いしかなり印象に残る作品を描くし、男女どちらでも読める漫画をかけるのはスゴイと思う。

 我が心の漫画家、鳥山明はまさに天才だと思う。ドラゴンボールの絵やストーリー展開がその後の作品に与えた影響はスゴイ。今のジャンプの人気漫画はどれも影響を受けているし。

 漫画という媒体での天才というなら荒木飛呂彦は外せないと思う。荒木飛呂彦の作品はまさに「荒木飛呂彦にしか描けない」作品だ。

 冨樫義博、永野護、萩原一至、高屋良樹……なんで俺のイメージする天才漫画家って作品が途中で止まっている人ばかりなんだろう……*********

 こういう話をするのは中国オタクでも比較的濃い層だからなのか、結構イロイロな作家の名前が出ていました。ちなみに、ざっと見た所では中国オタク的には天才漫画家ということでイメージするのは「冨樫義博先生」というのが一番多いようでした。(執筆者:百元籠羊)