バケーションのついでに見ておきたい南国沖縄の給水塔
今年6月は、梅雨の晴れ間という言い方では済まされないほどの猛暑が続きました。もう夏ですね。避暑地へ行楽地へ向かう方も多いでしょう。ということで、今回は沖縄の給水塔事情をお届けしたいと思います。
那覇空港から好アクセスの宇栄原市営住宅の給水塔
そもそも沖縄にも給水塔があるのだろうか、と未だ端々で独自の文化を形成する沖縄に対しては、過度に訝しんでみたりもします。しかしあるもんですね。それも那覇空港から那覇の中心地へ向かう途中にありました。その給水塔とは、宇栄原(うえばる)市営住宅に建つ団地隣接型の給水塔です。給水塔フリークが、ぶらり途中下車するのに最適なスポットと言えそうです。

那覇空港〜首里を結ぶ沖縄都市モノレール「ゆいレール」に乗りこみ、那覇空港から2つ目の駅「小禄(おろく)」で下車します。駅の南側、小禄市営住宅をぬけて坂道をひたすら登ると、見えてくるのが宇栄原市営住宅です。

リコーダー(縦笛)を逆さまにして地面に突き刺したような外観です。沖縄の青空に映える白いカラーリングが美しいですね。手前の自動車のサイズから、給水塔の大きさが何となく分かるでしょうか。

頭頂部にはハシゴと手すりがあります。途中までは給水塔の体躯である円筒の内部を登り、頭頂部まで辿り着いたらその先はハシゴと手すりを利用するのかも知れませんね。
給水塔鑑賞の醍醐味とは、日常の中に感じる違和感である、と僕は思っています。平屋や2階、3階建の低層住宅が立ち並ぶベッドタウン、そんなロケーションに立つ1本の巨大な給水塔を見ると、自分の中のスケールが狂ってしまったような気持ちになりクラクラしてしまいます。それは「給水塔鑑賞にみる“みちくさ”のおもしろさ」でも紹介したようなことです。
ところが宇栄原市営住宅の給水塔においては、程良い間隔で給水塔と団地の間に距離があって唐突感はやや弱めです。ここでは唐突感、違和感よりも、給水塔のフォルムを愉しむのが良いでしょう。
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