IT Mediaエンタープライズの報道によれば、数年前に猛威を振るったコンピュータウィルスの一種ボットが、ふたたび流行している模様だ。
知らないうちに家庭のパソコンを迷惑メール発信マシンにしてしまうボットについて、あらためて整理してみよう。



一昔前のウィルスは、メールの添付ファイルの形式で送られてきて、感染を拡大するものが多かった。それは今でもなくなってはいないのだが、今問題となっているボットは、様々なルートで感染し、犯罪者によって操られる(ボット化)ネットワークの一部となってしまうものだ。

ボットの脅威をまとめると次のようになる。(IT Mediaエンタープライズの報道から引用)

1. 国内のPCの2.0〜2.5%がボットに感染(台数ベースでは少なくとも50万台以上)
2. ボット端末1台あたりのスパム送信能力は1時間あたり6890通(1秒間に2通程度)。最大では1万通以上になる
3. 未対策のPCをインターネットに接続すると平均4分間で感染(某調査機関では約3分との報告もある
4. ボットの多くはウイルス対策ソフトウェアの機能停止を試みる
5. 企業のイントラネット内に侵入しているケースも散見される

アンチウィルスソフトをインストールしていないパソコンをインターネットに接続すると、わずか3〜4分で感染してしまうというから、恐ろしい。

さらに、自分が被害にあったこいとすら気がつかないうちに、加害者の側になってしまうことが脅威なのである。

今年は最新OS"Windows7"のリリースが予定されており、多くのユーザーがパッケージ版のOSプロダクトを買って、バージョンアップに乗り出すものと予想される。
ウィルス対策ソフトは、OSのバージョンアップにあわせて最新版を速やかにインストールすることが必須である。
国内有名ウィルス対策ソフトの性能比較テスト結果なども参照して、信頼できる製品を選んでいただきたい。

(編集部 真田裕一)

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