「上田の1ミリ」の正体は“超ハイテク球”だった? SNS騒然のミリ単位の判定を支えたW杯公式球に注目

サッカーワールドカップ2026で使用される公式試合球「TRIONDA」には最新のテクノロジーとプレイヤーを支える機能が詰まっている。ニュース番組『ABEMA Morning』では、“超ハイテク”試合球「TRIONDA」の注目ポイントを紹介する。
まずはデザインだ。今大会は初の3カ国共同開催ということで、ボールにはそれぞれの国旗からインスピレーションを受けて、カナダは「カエデの葉」、メキシコは「鷲」、アメリカからは「星」が描かれている。
“超ハイテク”試合球の機能やテクノロジー

機能性については、過去最小の枚数である4枚のパネルだけで球体を作っている。表面は特殊な深い型押し加工などでデコボコしているため、空気抵抗が大きく、ボールの飛行安定性を高めているとのことだ。
ボールが滑りやすい雨の日でもグリップ力を高めてくれるため、選手のパフォーマンスを支えてくれる。さらに、4枚のパネルを熱と圧力による縫い目のないかたちで接合しているため、どこを蹴っても同一の反発力が生じ、正確なパスやシュートの実現を目指したという。
そしてボールの中には先進的なテクノロジーが隠されている。4つのパネルの1つに高精度なセンサーが埋め込まれていて、1秒間に500回の頻度で正確なデータを検出し、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリーシステム)にリアルタイムで送信する。これにより、ボールタッチの識別やオフサイド、ハンドなどの判定をサポートし、解決にかかる時間が短縮できる。
21日のチュニジア戦でも、ボールに搭載されたチップのセンサーによって数ミリゴールラインを割っていないとしてノーゴールになった「上田の1ミリ」や、チュニジアのゴールキーパーが冨安選手のシュートをゴールラインぎりぎりで掻き出した「チュニジアの1ミリ」などがSNSをにぎわせた。(『ABEMA Morning』より)
