攻守の素早い切り替え継続できた日本、次戦スウェーデンの2トップは要警戒…福西崇史の目
ワールドカップ(W杯)北中米3か国大会は20日(日本時間21日)、1次リーグ第2戦が行われ、F組の日本はチュニジアに4―0で快勝した。
オランダ(同8位)はスウェーデン(同38位)を圧倒し、同組首位に立った。元日本代表MFの福西崇史さんが試合を振り返る。
福西崇史の目
日本は最後まで攻守の切り替えの速さを継続した。最終ラインに冨安や板倉、ボランチに田中が先発し、それぞれの良さを生かしつつ、選手が替わっても、終盤に疲労が出てもチームとしてやるべきことを変えずにできた。無失点で終えたのは、それだけ積み上げてきたものがあるからだ。
1、2戦を通して、ほとんどのフィールドプレーヤーがピッチに立った意味も大きい。決勝トーナメント進出、8強入り、さらにその先を目指すならば、計6試合以上を戦うことになる。ピッチの空気を知ることで、控え選手も気持ちを切らさず準備でき、主力を休ませることもできる。
第3戦で戦うスウェーデンには、チュニジアにはない2トップの破壊力がある。相手が守備的にきてもヨケレス、イサクの脅威を常に意識し続けなければならない。オランダ相手には全員で引いて守る意識を徹底し、チュニジア戦はボールを保持できたが、ある程度ボールを持つ中で怖い選手に注意しながら攻める、というのは難しいものだ。
第3戦の前に、決勝トーナメント1回戦で対戦する可能性があるC組の1、2位が決まる。日本は終盤で同点だった場合に点を取りにいくのか、引き分けでも良しとするのか。選手起用も含めた森保監督のマネジメントに注目したい。
