83分、ヘディングシュートを決める上田(20日、メキシコ・モンテレイ近郊で)=飯島啓太撮影

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 ワールドカップ(W杯)北中米3か国大会は20日(日本時間21日)、1次リーグ第2戦が行われ、F組の日本はチュニジアに4―0で快勝した。

 オランダ(同8位)はスウェーデン(同38位)を圧倒し、同組首位に立った。元日本代表MFの福西崇史さんが試合を振り返る。

福西崇史の目

 日本は最後まで攻守の切り替えの速さを継続した。最終ラインに冨安や板倉、ボランチに田中が先発し、それぞれの良さを生かしつつ、選手が替わっても、終盤に疲労が出てもチームとしてやるべきことを変えずにできた。無失点で終えたのは、それだけ積み上げてきたものがあるからだ。

 1、2戦を通して、ほとんどのフィールドプレーヤーがピッチに立った意味も大きい。決勝トーナメント進出、8強入り、さらにその先を目指すならば、計6試合以上を戦うことになる。ピッチの空気を知ることで、控え選手も気持ちを切らさず準備でき、主力を休ませることもできる。

 第3戦で戦うスウェーデンには、チュニジアにはない2トップの破壊力がある。相手が守備的にきてもヨケレス、イサクの脅威を常に意識し続けなければならない。オランダ相手には全員で引いて守る意識を徹底し、チュニジア戦はボールを保持できたが、ある程度ボールを持つ中で怖い選手に注意しながら攻める、というのは難しいものだ。

 第3戦の前に、決勝トーナメント1回戦で対戦する可能性があるC組の1、2位が決まる。日本は終盤で同点だった場合に点を取りにいくのか、引き分けでも良しとするのか。選手起用も含めた森保監督のマネジメントに注目したい。