ターボ×5速MT搭載の「ミライース」!

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ターボ×5速MT搭載!

 東京オートサロンは近年、メーカーが送り出す渾身のスポーツモデルの発表の場にもなっています。

 そういった意味で、2026年1月に開催された「東京オートサロン2026」にて熱い注目を注がれていたのが、ダイハツ「ミライース tuned by D-SPORT Racing(以下DSR)」と名付けられた一台。

【画像】超カッコいい! これが「ミライース”ターボ”」です!(30枚以上)

 実用的な軽自動車である「ミライース」をベースとしつつ、レースに必要な装備を盛り込みながら軽量化を図り、メーカー公認のコンプリートカーとして限定100台で抽選販売されました。

 軽ならではの軽さを活かした本格仕様であり、メーカーの保証も付いて販売されたことからも、ダイハツが本気で作り込んだことがうかがえます。

 では、一体どのようなモデルなのでしょうか。

 ベースとなったのは、車両本体価格99万2200円(消費税込)という身近なプライスも魅力であるミライースのベーシックグレード。シンプルな白いボディや無塗装のドアミラー、スチールホイールなど、装備内容はシンプルそのものです。

 しかしその中身は、ダイハツがモビリティビジネスの商社「SPK」と共同運営する「D-SPORT Racing Team」が開発を手がけた、本格的な競技仕様に仕上げられています。

 なかでも驚くべきは、パワートレインとトランスミッションの変更でしょう。一般的なミライースはNA(自然吸気)エンジンとCVTの組み合わせですが、このミライースDSRでは「コペン」に搭載されている3気筒ターボエンジンを移植し、トランスミッションも5速MTへと換装されました。

 さらに、6点式ロールケージや専用ECU、フロントスーパーLSD、フロントベンチレーテッドディスクブレーキを装備。オーディオレス化や内装の取り外しなど徹底した軽量化が図られた結果、車両重量は710kgにまで抑えられ、まさに「そのままレースに出られる」ほどの仕様となっています。

 これほどスパルタンな仕上がりでありながら、ベース車が持つ「5ドア」「乗車定員4名」というレイアウトを維持している点も見逃せません。日常使用における最低限の実用性を両立させていることこそ、このコンプリートカーの大きな特徴です。

 昨今の厳しい規制をクリアしつつも、走る楽しさを追求するユーザーのニーズに、ダイハツが真正面から応えたモデルといえます。

 価格(消費税込)は299万8600円。全車にシリアルナンバーが配される限定100台の希少性も相まって、抽選販売には多数の応募が殺到し、すでに完売を記録しています。

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 ダイハツがここまで本気で作り込んだミライースDSRの完成度を見ると、クルマ好きとしての夢が膨らみます。

 もし将来的に、トヨタブランドとして展開されている兄弟車の「ピクシスエポック」にも、このような走りを引き締めた「GR仕様」が追加されたら非常に面白そうです。

 かつてコペンで共同の取り組みが実現したように、そんな夢のトヨタ版GRがいつか登場してくれたら、日本の軽自動車市場がさらに盛り上がるのではないでしょうか。