若林正恭『青天』直木賞候補入りに胸中「見えない角度からタックル食らったみたい」
【写真】200人と!サイン本お渡し会を行った若林正恭
候補作に選ばれたことを知らされた瞬間について、若林は「あれ、電話なの。(レギュラー番組の)『アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜』の1本目と2本目の間に、楽屋帰ったら(マネージャーの)岡田が、チーフマネージャーが電話で直接しゃべりたいと言っていますと。そういう時って、悪い知らせしかないじゃん?大問題が起きた時しかないのよ。また、春日がなんかやったのかって。それか、オレがなんか失言して炎上しているとか、何かが起こった。ダルいなって思って、何やったんだよって思って、電話してきたら『青天』が直木賞の候補作に選ばれましたと。ノーモーションでその電話を受けたら、とにかく、直木賞の候補作の「な」の字もないわけ。noteで書いている時も。見えない角度からタックル食らったみたいになって」と率直な感想を吐露。
若林は2013年に初エッセイ集『社会人大学人見知り学部 卒業見込』を刊行後、18年にキューバ旅を記した『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』で斎藤茂太賞を受賞、3冊目のエッセイ集『ナナメの夕暮れ』が累計発行部数42万部を突破するなど、執筆活動においても大きな注目を集めてきた。
弱小高校アメフト部を舞台にした、若林にとって初めての小説『青天』で、初の直木賞ノミネートに。同作は現在までに累計発行部数29万部を突破している。今回のノミネートにあたって、若林は「とにかくアメフトが好きで夢中で書いた作品なので、直木賞の候補作に選ばれるとは思ってもいませんでした。主人公のアリが、想像よりずっと力強く、遠くまで走っていくなあと。「そのまま直木賞にぶち当たってこい」と背中を見守る気持ちです」とのコメントを寄せていた。
直木賞の選考会は、7月15日に都内で行われる。番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。