【宝塚記念】コスモキュランダ 再び波乱演出なるか 伏兵扱いに加藤士師「その方が面白い」 秘策も匂わす「ジョッキーも練ってるはず」
「宝塚記念・G1」(14日、阪神)
昨年末の有馬記念で12番人気ながら2着に激走し、波乱を演出したコスモキュランダ。前走の日経賞は1番人気に支持されながら7着に敗れ結果こそ伴わなかったものの、敗因は明確で陣営に悲観する様子はない。春のグランプリは昨年の覇者メイショウタバルを筆頭に、有馬記念で半馬身差屈したミュージアムマイル、さらに春古馬3冠を狙うクロワデュノールら豪華メンバーがそろい相手にとって不足はない。ジャイアントキリングを起こして大金星をつかむ。
グランプリで再び波乱を起こす。コスモキュランダが春の大一番・宝塚記念へ向けて着々と態勢を整えている。火曜は美浦の角馬場でじっくりと運動を行ってから、プール調教を消化した。加藤士師は「問題なく順調です」と予定通りの調整過程に納得の表情を浮かべる。
昨年の有馬記念では16頭立て12番人気の低評価を覆し、早めに先頭に立つ積極策で勝ち馬に半馬身差の2着。指揮官は「あれだけ頑張れたのはビックリしましたが、全然やれても不思議はないと思っていました」と振り返った。前走の日経賞では7着に敗れたものの、全く悲観していない。「4コーナーでかなりぶつけられていたし、マークが厳しくなると思っていたので、まさかの敗戦ではなかったです」と想定内の範囲だったと強調した。
豪華メンバーがそろい、さすがに伏兵扱いの立場が予想される。トレーナーは「今回は人気がないと思いますし、そういう時の方が面白いですよ」と不敵な笑みを浮かべるのには理由がある。「タイプ的にもそんな器用ではないので、スムーズに運べるかが重要です」とポイントを挙げ、さらに「王道系の乗り方をしても厳しいと思います。出し抜くじゃないけど、そういうレースの方が勝機はあると思います。ジョッキーも戦略を練っているはずなのでお任せします」と秘策アリをにおわせる。有馬記念での積極策や、弥生賞ディープ記念で見せたまくり戦法とプランも多彩。状況に応じてアッと言わせる奇策を用意している。
皐月賞、有馬記念とG1での2着が2回あるが、まだビッグタイトルには手が届いていない。今回こそ大金星をつかみ取る。
