大相撲五月場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

【映像】土俵から「埋蔵物(縁起物)」を掘り出す貴重な瞬間

 大相撲五月場所は、小結・若隆景(荒汐)が大関・霧島(音羽山)との優勝決定戦を制して2022年春場所以来、25場所ぶり自身2度目の幕内最高優勝を果たして幕を閉じた。本場所終了後、土俵にシャベルで穴をあけ、“ある物”が掘り出される貴重な瞬間をカメラが捉えており驚きの反響が相次いだ。

 優勝インタビュー、各表彰式を終え、落ち着きを取り戻した館内に広がった珍しい光景をカメラが映し出すと、ファンからは「あぁ、土俵に穴が」「なんか出てきた」「初めて見た」など驚きと興奮の声が相次ぐ事態となった。

 それは「神送りの儀式」でのこと。この儀式は、本場所の千秋楽(最終日)の全取組が終了した後に、土俵上で行われる神事。本場所を迎えるにあたってお迎えした相撲の神様を、無事に元の場所へとお送りするために、行司の胴上げなどが行われる。

 館内に同様のアナウンスが流れると、若手力士、呼出などが「ワッショイ、ワッショイ、ワッショイ」3度の掛け声に合わせて行司を胴上げ。残った観客も声を合わせて見守った。

「これを持ちまして、令和八年五月場所は滞りなく終了いたしました」

 館内アナウンスが流れ、無事、本場所を終えた次の瞬間である。シャベルを持った呼出が土俵中央、仕切り線の間をザクザクと掘り始めた。この場所、土俵の中央には米や昆布、スルメなどの縁起物が埋められており、それらを無事に掘り出すと「鎮め物」と書かれた白い封筒に収めていた。

 一連の映像に「これは貴重なものが見れた」といった声に加え「これでロスだなぁ」「なんか寂しい」「15日間ありがとう」といった反響も寄せられていた。早くもファンの間では“相撲ロス”が叫ばれているが、来月6月13日、14日の日程で実施される予定のパリ公演には、左肩腱板損傷により今場所を休場した横綱・大の里(二所ノ関)が参加するとの報道もなされている。そして大相撲七月場所は、7月12日(日)から名古屋・IGアリーナにて開催される。(ABEMA大相撲チャンネル)