3冠ヘビー級王者ウシクは自己最重量 挑戦者は元キックボクサー 井上尚弥からのPFP1位奪回は困難か
プロボクシングのWBA・WBC・IBF3団体統一世界ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(39=ウクライナ、24勝15KO)が23日(日本時間24日未明)、エジプト・ギザのピラミッド前特設リングで元キックボクサーのリコ・バーホーベン(37=オランダ)を相手に防衛戦を行う。22日の前日計量では自己最重量の233.3ポンド(約105.8キロ)をマーク。バーホーベンは258.7ポンド(約117.3キロ)だった。このあと現地午後8時(日本時間23日午前2時)から公開でのセレモニアル計量が行われる。
クルーザー級とヘビー級の2階級で4団体王座統一を成し遂げたウシクは今月、米リング誌選定パウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)で世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)に抜かれて2位へ後退した。しかし、東京ドーム決戦でPFP6位(現7位)の中谷潤人(28=M.T)を3―0判定で下して1位に返り咲いた井上に対し、今回の挑戦者バーホーベンはキックボクシングこそ76戦しているものの、プロボクシングの経験は12年前の1試合のみ。体重差11.5キロとはいえ勝つのは当たり前とされ、PFP1位奪回は難しいとみられている。WBAとIBFは仮にバーホーベンが勝ってもタイトルは移動しないとの見解を事前に示している。
なお、アンダーカードで7度目の防衛に臨むWBO女子世界スーパーフライ級王者・晝田瑞希(30=三迫、10勝2KO)はリミットの115ポンド(52.1キロ)を下回る114.7ポンド(約52.0キロ)でクリア。挑戦者の同級10位マイ・ソリマン(28=オーストラリア、10勝6KO1敗)は114ポンド(約51.7キロ)でパスした。
