「顔は腫れ上がり、洋服は血だらけで…」 歌舞伎界のサラブレッドに“凄絶DV”を受けた妻が明かした新事実 「1億3800万円の借金があって、慰謝料が払われない」
祖父は人間国宝、父は重要無形文化財と、輝かしい家柄を継ぐ、まさに“歌舞伎界のサラブレット”というべき役者・中村児太郎(32)。成駒屋の次世代を担う女方として将来を嘱望されてきたが、昨年6月、「週刊新潮」の報道で妻への“凄絶DV”が発覚した。それから約1年、いまだ問題は解決していないどころか、新たな事実が明らかになった(以下、「週刊新潮」2025年6月26日号・2026年3月12日号をもとに加筆・修正しました)。
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【実際の写真】顔面が異常に腫れ上がり、全身に痛々しいアザが…「凄絶DV」を受けた妻の姿(ショッキングな内容を含みます)
「血だらけの私を見て、焦って……」
2021年1月、30代の女性と入籍した児太郎は、その存在を両親にひた隠しながら、凄絶な暴力を振るっていた。

人目をしのぶ結婚生活を送る中で、児太郎は妻の前でも飲酒するようになったのだという。決定的な事件が起きたのは21年11月のこと。二人で食事をした帰りのタクシーで、
「ささいなことで口論になり、私は日頃の鬱憤(うっぷん)を吐き出しました。すると、彼が私の髪の毛をつかんできた。私がタクシーを降りると、彼に倒され、顔を地面に押し付けられました」
そう明かすのは、児太郎の妻その人である。
目撃者の通報により、警官が駆け付ける騒ぎに。その警官の付き添いのもと、二人は家路に就いた。
「彼は警官に“こいつは酔っ払っているだけだから、大丈夫”と。家の中に入って私が“離婚したい”と言うと、腕を首にたたきつけられて……」
児太郎は、その場から逃れようとする妻の髪をふたたびつかみ、馬乗りに。
「私も酔っていましたが、頭の中は冷静になって、“これじゃダメだ。死んじゃう”って。“待って。やめて。こんなことしたら仕事も全部ダメになるよ”って言って。向こうもハッとした様子でした。私が血だらけなので、焦っていたと思います」
事態が公になることを恐れたのか、児太郎は妻が外に出ることを許さず、救急車も呼ばなかったが、妻の実家に帰ることは許されたという。
妻の母が証言する。
「真夜中に娘は靴も履かず、靴下も片方は脱げた状態で家に駆け込んできました。顔は腫れ上がっていて、洋服は血だらけ。頭が真っ白になりましたね」
「殴らなければ暴力じゃないだろう」
二度と暴力は振るわない。もし振るった場合は、妻に1000万円を支払う。こうした内容の誓約書まで交わした二人だが、穏やかな暮らしは続かなかった。
「稽古だと言いながら、酔っ払って帰ってくる彼を責めたときには、“殴らなければ暴力じゃないだろう”と言って、ウォーターサーバーの本体を投げつけられたり、体当たりや背負い投げもされました。週刊誌に告発する可能性をほのめかすと、“週刊誌、つぶすから大丈夫”“お前とお前の家族もつぶすから”と脅してきたこともあります」(妻)
度重なる暴力に耐えかねた妻は24年12月、ついに家を飛び出し、離婚協議が始まった。
“払えない”と繰り返すばかり
松竹は昨年7月、児太郎の「七月大歌舞伎」の休演を決定。本人も所属事務所を通じて〈互いの関係の収束に向けた真剣な話し合いを速やかに完結することが大事〉と発表し、表舞台から姿を消した。
「“真剣な話し合い”なんてできていません」
と妻は語る。
「こちらは慰謝料として6000万円に加えて、これまで立て替えてきた生活費の支払いを求めてきました。しかし、あちらは“払えない”と繰り返すばかりなんです」(同)
それどころか、児太郎が“おわびの印”として妻の家族に買い与えたはずの神奈川県内の家が24年秋、競売にかけられたという。
「彼は私に暴力を振るいました。その謝罪のために、私の家族が暮らせる家を購入したのです。ところが、彼は自分の名義で家を持ち続けて、私の名義に変えるように求めても拒み続けてきた。挙げ句に、突然、母親と妹が暮らすその家に裁判所の執行官が来て、競売にかけられたことを知らされたのです。彼は知人に約1000万円の借入金があったようで、その人物から競売を申し立てられたようです」(同)
さらには、これを知った不動産会社が突然家を訪れ、手書きのチラシを渡してきたこともあったという。
〈入札期間が決まりました! 時間のあと戻りは出来ません! 今ならまだ間に合います! 私の経験上、入札期間に入ってしまってからのお問い合わせが多数ありますが、それでは…。間に合いません! 必ず私達がお力になりますのでご連絡お待ちしております。〉
一体何をしようとしているのか。不動産会社に聞くと、
「うちは債権者と交渉して競売を取り下げるためのお手伝いをする不動産会社でして。いくら払ったら差し押さえを解除してくれるのか、とか。そういったことをやって、実際に競売を取り下げてもらうための手続きをするんです。今回の件も、うちでご協力しますよ、と。入札されてしまったら所有権は移転されますので」
予想外の闖入(ちんにゅう)者まで現れ、妻とその家族は眠れぬ夜を過ごしているのだ。
慰謝料を減額
加えて、耳を疑うような話も持ち上がっている。
「昨年末、相手方の弁護士が彼には1億3800万円の借金があって、こちらが要求する慰謝料を支払う能力がないと主張し出したのです。借金なんて、一度も聞いたことはありませんでした。なにしろ、彼は私と結婚する際は“4億円ぐらい貯金がある”と自慢していたのですから。どうやって、そんな多額の借金を作ったのか見当もつきません。まあ、派手に銀座で飲み歩いていましたが……」(妻)
結局、妻は慰謝料を減額することにしたという。
「私も早く縁を切りたいので、一括で4000万円支払ってもらえれば離婚に応じると伝えています。でも、相手は“松竹はそんな金額貸してくれない。離婚が成立すれば仕事が再開できる”と開き直っています」(同)
反省の色を見せないばかりか、妻の新たな生活を脅かしてすらいる児太郎だが、まさかの復帰話が持ち上がっているという。関連記事【“凄絶DV”で妻を顔面骨折させた「歌舞伎界のサラブレッド」が再び舞台に? 「『七月大歌舞伎』で復帰させようという動きが」】で詳報している。
デイリー新潮編集部
