「大宮といわきの差は…」痛い敗戦も2位いわき田村雄三監督、次節首位との天王山へ「3連勝したチームが優勝」
[5.6 J2・J3百年構想第15節 大宮 3-2 いわき NACK]
J2・J3百年構想リーグEAST-Bで2位につけているいわきFCは6日、3位のRB大宮アルディージャとの上位対決に2-3で敗れ、一歩足踏みとなった。今節は首位を走るヴァンフォーレ甲府が逆転負けを喫したため、いわきは勝てば逆転首位浮上のチャンスだったが、勝ち点1差のまま残り3試合を迎える形となった。
この日のいわきは大宮のプレッシングに苦しみ、なかなかボールを握れない展開。試合が落ち着かないまま前半14分、守備陣のクリアミスから先制点を献上すると、同24分には一時同点に追いついたが、前半終わり際と後半立ち上がりの危険な時間帯にそれぞれ失点を喫し、最後は一矢報いながらも2-3で敗れた。
試合後、田村雄三監督は「今年一番内容が良くなかったと思っている。逆に大宮さんがすごく強かった。ちょっと情けないゲームをしてしまった」と総括。試合を通じて大宮のプレッシングに対し、アバウトなロングフィードで応戦した結果、セカンドボールを奪い返される場面が目立った中、「サッカーをプレーすることを放棄しているとまでは言わなかったが、逆に大宮さんのプレッシャーが強いとも思わなかったし、ただ横パスのスピードの違いも含め、大宮さんにプレッシャーをハメられるような形になってしまった」と反省の弁を述べた。
指揮官が課題に感じていたのは、トランジションが相次ぐ中で勝負を分けた判断・予測の質だったという。「いま選手に言ってきたのは、大宮といわきの差はシンプルに技術の差はあるが、戦術のこと、立ち位置のことというよりはボールが来る前の準備、予測のところ。そこが大宮の選手は早く、浮いたボールの処理や奪ったボールの処理があり、いわきはそれに判断が追いつかなくて前に蹴ってしまって守備に回る。その展開だったという話をした」。その上で今後の展望として「まだまだ完成されたチームじゃないし、大宮さんの方が圧倒的に力があると思ったので、またいい姿を見せられるように努力したい」と決意をにじませた。
もっともクラブの資金規模を考えれば、若手選手を積極的に起用しながら大宮と打ち合えるチームづくりができているのは紛れもない快挙。それも今節は首位の甲府が敗れたため、残り3試合で勝ち点29の甲府、同28のいわき、同27の大宮、1試合未消化で同24の岐阜による熾烈な優勝争いが展開されており、十分に優勝の可能性も残されている状況だ。
奇しくも中2日で迎える次節は首位甲府が相手。前半戦で勝った相手に再び勝てば、いわきが首位浮上という大一番となる。試合後の会見で「他会場の結果を追いかけるのは早いかもしれないが、甲府さんが負けたので3連勝したチームが優勝ということで明確になった」と話した田村監督は「中2日とか中3日とか関係なくコンディションのいい選手を起用して、みんなで一戦一戦大切に戦っていくしかない」と必勝を誓った。
(取材・文 竹内達也)
J2・J3百年構想リーグEAST-Bで2位につけているいわきFCは6日、3位のRB大宮アルディージャとの上位対決に2-3で敗れ、一歩足踏みとなった。今節は首位を走るヴァンフォーレ甲府が逆転負けを喫したため、いわきは勝てば逆転首位浮上のチャンスだったが、勝ち点1差のまま残り3試合を迎える形となった。
この日のいわきは大宮のプレッシングに苦しみ、なかなかボールを握れない展開。試合が落ち着かないまま前半14分、守備陣のクリアミスから先制点を献上すると、同24分には一時同点に追いついたが、前半終わり際と後半立ち上がりの危険な時間帯にそれぞれ失点を喫し、最後は一矢報いながらも2-3で敗れた。
指揮官が課題に感じていたのは、トランジションが相次ぐ中で勝負を分けた判断・予測の質だったという。「いま選手に言ってきたのは、大宮といわきの差はシンプルに技術の差はあるが、戦術のこと、立ち位置のことというよりはボールが来る前の準備、予測のところ。そこが大宮の選手は早く、浮いたボールの処理や奪ったボールの処理があり、いわきはそれに判断が追いつかなくて前に蹴ってしまって守備に回る。その展開だったという話をした」。その上で今後の展望として「まだまだ完成されたチームじゃないし、大宮さんの方が圧倒的に力があると思ったので、またいい姿を見せられるように努力したい」と決意をにじませた。
もっともクラブの資金規模を考えれば、若手選手を積極的に起用しながら大宮と打ち合えるチームづくりができているのは紛れもない快挙。それも今節は首位の甲府が敗れたため、残り3試合で勝ち点29の甲府、同28のいわき、同27の大宮、1試合未消化で同24の岐阜による熾烈な優勝争いが展開されており、十分に優勝の可能性も残されている状況だ。
奇しくも中2日で迎える次節は首位甲府が相手。前半戦で勝った相手に再び勝てば、いわきが首位浮上という大一番となる。試合後の会見で「他会場の結果を追いかけるのは早いかもしれないが、甲府さんが負けたので3連勝したチームが優勝ということで明確になった」と話した田村監督は「中2日とか中3日とか関係なくコンディションのいい選手を起用して、みんなで一戦一戦大切に戦っていくしかない」と必勝を誓った。
(取材・文 竹内達也)
