檀れい

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《一度きりの人生、思う存分生きていきたい》」──2026年3月5日、自身のインスタグラムを通じて所属事務所を退所することを発表した女優の檀れい(54)。

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 今年8月に55歳を迎える元宝塚女優にとって、それは覚悟の決断だった──。

 ドラマや映画で活躍中の檀は1990年、宝塚音楽学校に入学。1992年に宝塚歌劇団に入団し、2003年に星組の娘役トップスターとなり、2005年に宝塚を退団した。テレビ局関係者が語る。

「当時宝塚の退団会見で檀さんは、『宝塚で培ったことを活かせる仕事に就きたい』と語り、女優に転身しました。才能はすぐに認められ、銀幕デビューとなった山田洋二監督の映画『武士の一分』(2006年)では、木村拓哉さんの妻役を演じて日本アカデミー賞優秀主演女優賞と新人俳優賞を受賞しました。サントリー『金麦』のCMでは、仕事から帰宅した夫を癒やす妻役を13年にわたって演じて話題になりました」

 2023年の日曜劇場『VIVAN』(TBS系)では、駐バルカ共和国日本大使役を熱演。上品さと透き通るような美貌で順調な女優活動をこなす檀。2011年には歌手で俳優の"ミッチー"こと及川光博(56)との電撃結婚を発表してファンを驚かせた。

「2人が出会ったきっかけは、2009年秋の当時及川さんがレギュラー出演していたドラマ『相棒』での共演でした。宝塚ファンだった及川さんの積極的なアプローチで交際が始まったそうです。1年ほど極秘交際を続けてのゴールインでした。結婚後は休日に一緒に宝塚を観劇したり、仲良く腕を組んで歩く姿も目撃されていました」(同前)

 しかし、結婚の翌年に一部メディアで別居が報じられ、状況は一変。夫婦関係に注目が集まり、檀は出席したイベントなどで「(別居は)ありません」と否定し、「(結婚生活は)楽しく平和に過ごしています。大事にしていただいております」と、つねに夫婦円満を強調していたのだが……。

「愛するあまりに…」

 結婚から7年経った2018年11月、檀は及川と連名で『それぞれの未来のために二人でよく話し合った結果、本日離婚届を提出しました』と報告し、結婚生活に幕を閉じた。2人は離婚の理由を『互いが仕事に集中するあまり、時間的にも精神的にもゆとりが持てなくなってしまった』と明かしていた。芸能関係者が離婚の経緯を明かす。

「仕事に手を抜かないタイプのふたりの間に、少しずつ距離が生じていたのかもしれません。以前は及川さんがライブのときには檀さんも駆け付け、身の回りの世話などを泊りがけでサポートしていました。その一方で、及川さんの愛が大きすぎたのでしょうか、檀さんが仕事や1人で暮らす高齢の母親の世話などで自宅を留守にするときにも、彼女を心配する連絡が何度もあったそうです」

 仕事と家庭の両立、そして家族のサポート……大きな重圧が檀にのしかかるなかでの決断だった。子どもの頃に両親が離婚した檀にとって、母親はかけがえのない存在なのだろう。離婚後、檀は実家に戻り、母親や家族を支えながら一緒に暮らしている。芸能関係者が続ける。
「檀さんは今回の事務所退所について、周囲に負担をかけたくないと考え、自分の責任で仕事と家族と向きっていきたいと考えているようです」(同前)

 宝塚退団から20年──。元星組の娘役トップスターの檀は女優としてさらに輝き続けていく。