クラブW杯で13億円収入の浦和がなぜ5年ぶり赤字に? 田口社長「1試合でも引き分けていれば黒字」
浦和は27日、定時株主総会を開き、2025年度の事業収支を承認した。営業収入は前期比10億9900万円増の113億1000万円となり、2023年度の103億8400万円を上回って過去最高を大幅更新。一方で、クラブW杯出場を見据えた選手補強や海外遠征費の増加などで経費も膨らみ、当期純損失は1億円となった。最終赤字は新型コロナ禍の2020年度以来、5年ぶり。
クラブW杯は当初、出場するだけで50億円以上のの収入があるなどさまざまな情報が飛び交ったが、実際の収入は約13億円に。1次リーグでは勝利すれば約3億、引き分けでも1・5億円の賞金につながったが、勝ち点1も挙げることはできず1次リーグで敗退。田口誠代表取締役社長は「クラブW杯が開催されるとき、出場給がいくらになるのか、というところは色々な情報があった。FIFAが流したわけではないが、かなり確実な筋からの情報では80億とか、50億とか、かなり高い数字があった。最後、放映権の関係でうまくいっていないということで、そんなに高くはないだろうと、大きくは見積もっていなかったのですが、結果的にはそれより低い13億ぐらいになった」と、収入が予想よりも下回ったことを明かした。
一方でクラブW杯に向けて柏より獲得したMFマテウス・サビオなど大型補強を敢行し、さらに遠征費も予想より大幅な支出があったことなどで最終赤字に。さらに田口社長は「私としては一番悔しいのは、予選リーグで勝てば3億、引き分ければ1・5億、是が非でも勝ち点を挙げたった。1試合でも引き分けていれば、黒字決算になった。我々もクラブW杯は初めて。事前にスカウティングもしたが、相手を強く見積もりすぎた。浦和の本来の良さが出なかったのは、悔やまれる」と話した。
