2026年4月20日、XがAPI経由でURLを投稿する際の料金を1投稿当たり0.01ドル(約1.6円)から0.20ドル(約32円)に引き上げました。サードパーティーの自動投稿ツールを利用しているユーザーに大きな影響を及ぼす改変です。

X API Pricing Update: Owned Reads Now $0.001 + Other Changes Effective April 20, 2026 - Announcements - X Developers

https://devcommunity.x.com/t/x-api-pricing-update-owned-reads-now-0-001-other-changes-effective-april-20-2026/263025





4月20日よりXのAPI料金体系が改定され、1投稿当たりの料金が0.01ドルから0.015ドル(約2.4円)に微増しました。ただし投稿にURLを含む場合は0.2ドルと大幅増となります。今回の変更はAPI利用者にのみ影響を及ぼすもので、Xのアプリや公式サイトからリンクを投稿する場合は無関係です。

また、APIによるフォロー、いいね、引用投稿がサポートされなくなりました。

Xの製品責任者であるニキータ・ビア氏は、今回の値上げの目的は「スパム攻撃を減らすこと」だと明言しています。





XにおけるURLの投稿については、「URL付きだとエンゲージメント率が下がる」ということがニュースサイトのアカウントを調査した研究で指摘されています。ところが、ビア氏はこの指摘について「URLのエンゲージメント率を下げるコードはない」とコメントし、Xの仕様によるものではなく、「単に習慣的にタイトルとリンクのみを投稿していたことが原因」と一蹴しました。

ビア氏によると、アルゴリズムがシグナルを得るべく、コメントなどの人々が反応できる何かが投稿に含まれていなければならないとのこと。「フォロワーがコンテンツに定期的に反応を示さない場合、当然ながら反応を得た投稿に負けることになります」とビア氏は指摘しています。

ニュースサイトのTechmemeが「リンクのエンゲージメント率が下がるので投稿からリンクを省いています」と投稿したところ、ビア氏は「実験として、ホームページで引用しているようなニュースイベントへの反応のスクリーンショットを添付してみるべきです」とアドバイス。以下のようにTechmemeの記事に付いたコメントのスクリーンショットをリンク付き投稿に添付することでエンゲージメント率を得られる可能性があると述べました。





これに対しTechmemeが「私たちは小さな組織であり、迅速に投稿するのが精一杯で、X向けにカスタマイズしたコンテンツを作成するためのリソースが足りません」と返信したところ、ビア氏は「API料金の値上げ分は喜んで個人的に負担します」と申し出ました。