【清水 芽々】幼少期に別れた父親と「パパ活」で再会した女子大生…!「親子」だと気づかなかった二人が陥った「まさかの関係」
不倫の末、子供を出産
経済力のある男性が主に若い女性とデートを楽しみ、その対価として金銭を渡すという「パパ活」。ひと昔前の「援助交際」と同様に、性的搾取や犯罪に巻き込まれるリスクはあるのはもちろんだが、なかにはこんな「運命のいたずら」を引き起こすこともある。
「まさか、彼が実の父親だとは思いませんでした」
そう複雑な胸中を打ち明けるのは、埼玉県在住で都内の大学に通う園部若菜さん(仮名・21歳)だ。
大学1年生の夏に、友人から紹介された男性(48歳)とパパ活を始めた若菜さんだったが、実はこの男性、若菜さんが幼い頃に生き別れになった実の父親だったのである。
「そんなドラマみたいな話があるのか?」と思われるかもしれないが、「事実は小説より奇なり」。まずは若菜さんの複雑な生い立ちから追ってみることにする。
若菜さんの母親(38歳)は17歳の時に若菜さんを出産しているが、10歳年上の相手は既婚者。つまり、不倫関係だったため、シングルマザーにならざるを得なかったようだ。
「父は母がバイトしていたカフェのお客さんだったそうです。母のほうからアプローチして付き合い始めたと聞きました。母の妊娠がわかった時、当然祖父母は出産に反対でしたが、母が産むと言って聞かず、自殺未遂までしたことで認めるしかなかったそうです。父も奥さんとの間に子どもがいなかったので、産んでもらいたい気持ちがあったみたいです」
若菜さんの母親は高校を中退して、出産。父親は、若菜さんを認知こそしなかったものの経済的援助をしていたという話だが、妻に若菜さんたちの存在がバレてしまったため、手を切ることになったという。
「私が3歳くらいの時でした。父の奥さんから訴えられるのを恐れていた祖父母が間に入り、母は父からまとまったお金を手切れ金としてもらったそうです」
母のような生き方はしたくない
そんな母親は、若菜さんが13歳の時に職場で知り合った男性と結婚する。
「それまでも母には何人か恋人はいましたが、一緒に暮らすことになったのは初めてだったし、思春期だったのでものすごく反発しました。義父も最初は私に気を使っていたものの、私があまりになつかず、反抗的な態度ばかりとるのでイヤになったみたいです」
義父は若菜さんを無視するようになり、母親はどんどん折り合いが悪くなる娘と夫の間でオロオロするばかりだった。
「家の中は完全に“夫婦”と“母娘”の二世帯が同居しているという感じでした。居心地が悪いなんてもんじゃありません」
高校に進学した若菜さんは「家にいたくない」という理由からアルバイトを始めるのだが、自由になるお金ができたことや交友関係が広がったことから家出を繰り返すようになる。
「深夜徘徊で補導されたことがあるんですけど、迎えに来たのは祖母でした。母は義父に反対されたとかで来なかったんです。この時私は母を見限ることにしました」
母のように男に振り回される生き方はしたくない――そう考えた若菜さんは猛勉強を始め、将来の選択肢を広げるために大学に進学。同時にアパートを借りて独立をした。
「入学金やひとり暮らしに必要なお金は祖母が出してくれましたけど、学費のために奨学金を借りました」
実の父だとは夢にも思わなかった
勉強をおろそかにしたくなかった若菜さんは、短時間で稼げる割の良いアルバイトを探していた。そんな時、友人から提案されたのがパパ活だった。
「友人はアプリを使ってパパ活をしていたんですが、そのパパの知り合いということで紹介されたのが父だったわけです」
まさか実の親子だとは夢にも思わなかった。年齢差や立場を越え、かつ当然の流れのように男女の関係になってしまう。
「最初はお互い名前や経歴を隠していました。父はバツイチとしか言わなかったし、私も『両親とうまく行っていない』としか伝えていませんでした。出身地についても、私は母と実の父が別れた後に祖父母たちと一緒に引っ越しをしていて、そちらのほうを地元として話していたので、父も接点があるとは思わなかったみたいです」
「パパ活」で始まったふたりだったが、その不謹慎な響きに抗うように真摯に向き合うようになる。
「27歳という年の差があるので、今まで付き合った誰よりも甘えられたし、一緒にいるとすごく安心感があったんです。父も『今まで関わって来たどの女性よりも可愛い』とか『大切にしたい存在』だと言ってくれました」
交際が深まるにつれ、徐々に素性を明かすようになったふたりだが、それでもまだ親子とは気づかない。
「父が私という隠し子の存在を明かさなかったことも大きかったと思いますけど、そもそも私は父の顔を知らなかったんですよ。父と別れた頃は物心がついていなかったと思いますし、家には父と撮った写真もあるんですけど、みんな父の顔がちゃんと写ってないんです」
くわえて、若菜さんは父親とも母親とも顔が似ていない。
「よく見れば似てるところはあるんですけど、パッと見ではわからないレベル。私と父は珍しいところに同じほくろがあるんですけど、それすら『相性が良い証拠』みたいに笑い合っていたくらいです」
お互いの「名前」が違っていたことも原因だった。
「父は婿養子だったので、離婚したことで苗字が変わっていたし、名前はごくありふれたものなんです。私のほうも、義父の苗字がそれまでの私の名前と同じ読み方だったので、『紛らわしい』ということで、母が結婚した時に改名させられていました。また母も義父の苗字とは『画数が悪い』という理由で、漢字表記は変わらないものの、読み方を変えさせられていたので、音だけだと別の名前なんです」
禁断の関係とも知らずに2年ほど交際を続けた後、若菜さんは父親の子どもを妊娠する。続く後編記事『実の父だと知らずに「パパ活」して妊娠した女子大生…!「相手」を紹介された母親は絶句、絞り出した「衝撃の言葉」』で詳報する。
【つづきを読む】実の父だと知らずに「パパ活」して妊娠した女子大生…!「相手」を紹介された母親は絶句、絞り出した「衝撃の言葉」

