大型犬に「石」を投げる子どもを放置する親…悲惨な事故を防ぐため「子どもから目を離さないで」切実な投稿が話題に
この日、桜が咲く河川敷の歩道を3歳になる愛犬、セレネちゃんとお散歩をしていた飼い主さん。その際、犬と暮らした経験がある人が「ぞっとする行動」で愛犬を挑発する見知らぬ子どもたちに付きまとわれたという。
「子ども」から目を離さないで
「【お花見をしている親御さんへ】
本日、お花見中の男のお子さん2人に囲まれ、目の前で『ワン!ワン!』と鳴き真似をされましたが、親御さんは一切注意をせず野放し状態でした。その後も3〜4歳くらいの女の子がずっと付きまとってきましたが、やはり親御さんは無視でした。
その女の子は私の犬に石を投げました。
私の犬は生後数ヶ月からドッグトレーナーを付けている3歳の犬なので、『ワン!ワン!』と目の前で子どもにあおられてもスルーして、女の子から石を投げつけられてもスルーしました。
しかし、45kgの犬に向かってそのような行動をさせて、一切止めずに放置させるというのは非常に危険です。
女の子の付きまといからやんわり距離を置いて逃げましたが、私の犬が石を投げつけられても親御さんはスルーしていたため、女の子に『やめろ』と低めの声で一言注意させていただきました。
犬が子どもを噛むと犬が悪者になってしまうので、子どもに犬をあおらせて放置するのは本当にやめてください」
もし愛犬が反撃してしまっていたら…
X(旧Twitter)にそう投稿した飼い主さん。
体重45kgのセレネちゃんは超大型犬種、グレートピレニーズの女の子。飼い主さんによると、「子犬の頃からパワーと根性のある子だった」という。
そのため、生後数ヶ月からドッグトレーナーをつけ、様々なトレーニングを開始。
多くの犬が苦手とする「子ども」は上手にスルーできるようになったが、他の犬を見つけると遊びたくてピョンピョン跳ね回ることがあるため、現在も2週間に1度、トレーナーと共にお散歩トレーニングを続けているそうだ。
それでも、大声で煽られ、石を投げて挑発され続けたら……普段は温厚な犬であっても、事故が起きないとは言い切れない。
「もし子どもに怪我をさせてしまったら、どんな理由があっても犬が悪者になってしまいます。今回はトレーニングの甲斐もあって、子どもたちに大声で煽られても、付きまとわれて石を投げられても完全にスルーできましたが、もし愛犬が反撃してしまっていたら……と思うと本当に怖かったです」(セレネちゃんの飼い主さん)
そもそも犬に石を投げちゃいかん
「こういう親に限って注意をしたら、こんな所に犬を連れてくるなと逆ギレされるところまでがセット」といったリプライが寄せられていたが、実際、「花見に犬なんかを連れてくるな」といった声も見受けられた。
もちろん人混みを避ける必要はあるが、「10歳からは神様の贈り物」と言われる短命な大型犬の一生のうちの貴重な桜の季節を「愛犬と共に楽しみたい」と思うのは自然なこと。
リプ欄にも、「『お花見(場所)に犬を連れてくる方が悪い』とか言う人いるけど、いつもの散歩道やその道中にある公園などに桜が咲いててそこで花見してるとか普通にあるよね?それに、そもそも花見の場所であろうが何であろうが犬に石投げちゃいかんやろうに」といった声が寄せられていた。
「犬」は人間よりも警戒心や防衛本能が強い動物だから
今回の投稿を受け、「大型犬はおとなしいと思ってる人多いけど、それは加害犬にさせないために飼い主が小さい頃から一生懸命に教えているのです。何をしても怒らないわけじゃないんよ」といった切実な声も寄せられた。
事実、セレネちゃんの犬種、フランス原産のグレートピレニーズは家畜の群れを警護する使役犬。
忍耐強く穏やかだが、農場の羊を守るために、野生のコヨーテの群れをたった1頭のオスのピレ犬が壊滅させた、という実話もあるほどの力強さと知能を持つ犬種だ。
「普段のセレネとのお散歩は、大人2人が付き添い、人や犬の少ない夜の時間帯を狙ってすることが多いです。道幅が狭い場合、犬と出会って興奮すると危険なので、犬と出会いそうな時はUターンをするため、夫婦で連携を取りながら安全確認しつつ散歩をさせています。
散歩中はとにかく興奮させないよう、犬や子どもを避け、興奮しそうな場合は周囲の人を驚かせないように事前に声がけし、もし興奮してしまった時は周囲に謝りながら速やかにその場を離れるようにしています」(セレネちゃんの飼い主さん)
安全のために「お子さん」をしっかり見ていてあげて
多くのリプライのなかには、「大型犬が万が一にでも怒ったら、子ども、超危ないよ。全ての大型犬がイタズラに対して寛容ではないし、知らない犬にイタズラさせるべきではない。大型犬を飼う以上は躾を徹底していても、石を投げられて痛くても怒るな、みたいな躾はなかなかできません」といった声も寄せられていた。
しかし残念ながら、今回のような犬に対する「子ども」の虐待的な行動や迷惑行為は、SNS上でも多く報告されている。
なかには、「親」が子どもをけしかけたり、犬をぬいぐるみのように考えている「親」、謝罪や子どもへの注意を放棄する無責任な「親」も多いという。
「私としては、子どもを罰したいという気持ちはなくて、子どもを守るためにも親御さんがお子さんをしっかり見ていてあげてください、という気持ちで投稿しました。当日の散歩の帰り道、帰路につくそのご家族を再度見かけましたが、おそらく親御さんはお花見中、子どもたちのことをまったく見てなかったと思います……。
犬も子どもも、どちらも社会の中で安全に共存していけるよう、私たち飼い主も親御さんたちも、お互いが気を配っていけたらいいなと思います」(セレネちゃんの飼い主さん)
殺到したリプライのなかには、「このくらいの年齢のお子さんが巻き込まれる事件・事故がいくらでもあるのに、目を離せるのが全く理解できない」といった声も見受けられた。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)

