女子野球の新星 寺本悠里さんが花巻東へ「将来は故郷 熊本に自分のチームを」177cmの逸材が抱く壮大な夢と覚悟
世界を目指す女子野球選手
女子野球の寺本悠里選手が、日本代表を目指し、将来は熊本に女子野球チームを作るという夢を叶えるため、4月5日、親元を離れ大きな一歩を踏み出しました。
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寺本悠里選手(15)「まずは高校日本代表に選ばれること。女子野球といえば寺本だと思ってもらえるような選手になりたい」
寺本選手の身長は同世代の平均よりも20センチ高い、177センチ!
その高さを生かした力強いピッチングに…
豪快なバッティング!
小学生時代の村上宗隆選手を指導した野球塾の校長、今井さんも太鼓判を押します。
PBA熊本校今井譲二校長(元広島カープ)「正直、これぐらいの体でこれぐらいのことを出来る子は女の子では見たことない」
この時から4か月。寺本選手の進学先が決まっていた。
寺本悠里選手(15)「岩手県の花巻東高校女子野球部」
花巻東女子硬式野球部は6年前に創部され、4年目にして全国大会で準優勝と、新進気鋭の実力校です。
3月は日本一を経験した選手達など27人が集まりましたが、九州から入部できたのは寺本選手だけです。
寺本悠里選手(15)「ワクワクが大きい。憧れている大谷選手が育った高校ですし、来るのは全員肩書のある凄い人ばかりなので負けないように」
熊本で最後のマウンド、そしてバッターボックス
4月6日は、寺本選手が4年間通った野球塾の最後の交流試合で、唯一の女子選手として出場します。普段の練習は屋内のため年に10回ほどしかない屋外での試合は貴重な機会で、最後となる熊本でのプレーを見るべく両親も見守りました。
母 夕貴さん「寂しいですけれど頑張ってほしい」
寺本選手はピッチャーとして先発。しかし・・・制球に苦しみ、甘く入った球を打たれ2回4失点。
それでも、3回。見事立て直し、この回を無失点に抑えます。
母 夕貴さん「やっと三振ですね」
さらにバッティングでは…豪快な一振りでツーベースヒット!
寺本悠里選手(15)「高校行く前に今の自分の実力やレベルを知れてよかった。残り熊本にいる1か月で今の自分より成長して花巻東に行きたい」
4月5日、迎えた、旅立ちの日。
寺本選手の中学時代の友人達も駆けつけました。
寺本選手「バイバイ」
友人「まじ頑張ってね」
寺本選手「来てね岩手」
友人「うん、行く」
寺本悠里選手(15)「多分寮になって夜、涙出てくると思う。抱き枕がないと眠れないから持ってきた」
ついに別れの時です。
母 夕貴さん「頑張ってね」
寺本悠里選手(15)「一番達成したいのは日本一になること。三振を取って抑えられるピッチャーになりたい。佐々木麟太郎選手のように大学からアメリカや海外で活躍して、最終的に熊本に自分のチームを作る」
大きな夢を胸にいざ、新たな舞台へ。
寺本選手の挑戦は始まったばかりです。
