1日、紅軍烈士の肖像画に見入る遺族。(南昌=新華社記者/周密)

 【新華社南昌4月5日】中国江西省瑞金市で、先祖を供養する伝統的な祭日「清明節」(今年は4月5日)を前に、紅軍の長征(1934〜36年)の途上で犠牲となった地元出身の烈士100人余りの肖像画が遺族に贈られた。戦場に埋もれたままだった若き兵士たちの顔が、90年以上の時を経て故郷の家族のもとによみがえった。

 肖像画の制作は、安徽師範大学など複数の大学の学生が参加して行われた。取り組みを率いる葉慶華(よう・けいか)さんは紅軍烈士の子孫で、幼い頃から紅軍の物語を聞いて育った。多くの遺族が先祖の顔を知らず、「お父さんに似ているね」といった伝聞に頼るしかない状況を知り、2021年から10大学の教職員や学生に呼びかけ、手描きや人工知能(AI)を活用した肖像制作を進めてきた。(記者/周密)

1日、紅軍烈士の肖像画。(南昌=新華社記者/周密)
1日、江西省の瑞金革命烈士陵園で、烈士の遺族に肖像画を贈るボランティア。(南昌=新華社記者/周密)
1日、江西省の瑞金革命烈士陵園で、烈士の肖像画を手にする遺族。(南昌=新華社記者/周密)
1日、江西省の瑞金革命烈士陵園で、烈士の遺族に肖像画を贈るボランティア。(南昌=新華社記者/周密)