佐賀県武雄市は2日、県内3校目、県西部では初の四年制大学として市内に開学した武雄アジア大と包括連携協定を結んだ。大学を運営する学校法人「旭学園」(佐賀市)と覚書として結んでいた協力関係を継続、発展させる内容で、教育や文化、まちづくりなどの分野で連携をさらに深める。

 協定書では、教育・福祉・文化の振興、発展▽人材育成▽情報化、グローバル化に向けた取り組み−など、連携する6項目を盛り込んだ。具体的には本年度から月1回、市民を対象にした高齢者大学を同大で開くほか、今後は市内の小中高校への教師や学生の派遣、交流なども検討する。

 締結式は同大キャンパスで行われ、小長谷有紀学長は「地域とともに生き、世界に開かれた大学を目指している。今回の協定によって、武雄市とともに魅力ある地域づくりにまい進していきたい」と歓迎。小松政市長は「大学が西九州エリアの学び、人材育成の拠点となり、まちの活性化につながるように努力していきたい」と述べた。

 同大は県西部を中心に各自治体と連携を進める予定で、3日は江北町と協定を結ぶ。4日に入学式があり、東アジア地域共創学部に37人が入学する予定。同大は3月26日、39人が入学予定と発表したが「他の大学に合格した」として2人減ったという。

 (糸山信)