市川團十郎の公式Xより

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1日、全国の企業では入社式が行われ、各地で有名芸能人が入社式にサプライズ出演。新社会人たちの門出を祝った。

現在までに判明している芸能人によるサプライズ出演は「セイコーグループ」に市川團十郎、「Amazon」に今田耕司と指原莉乃、「JTBグループ」に女性アイドルグループのCANDY TUNEなど。多くはニュースメディアでも報じられており、大きな話題となった。

だが、一部ではこのような「芸能人のサプライズ出演」に対し複雑な感情を抱く人も多いようだ。入社式はそれまで学生だった若者が社会人となる日でもあり、多くの新社会人たちは緊張した面持ちで当日を迎えている。そんな精神状況のなか、よく知らない芸能人が出てきても「あまりうれしくないのではないか」とする声もあるのだ。

事実、現在の20代はあまりテレビを見ず、把握している芸能人も個々人によって大きく異なっているため、バブルを経験した中年世代と今の若者世代が考える「有名人」や「サプライズ」にギャップが生じている、という指摘も少なくない。

また、近年では大手・中小企業を問わず物価上昇に苦しんでおり、入社式に参加したと思われるSNSユーザーからは「芸能人を呼ぶギャラを現場に還元してほしい」「サービスの仕方を間違えている気がする」「芸能人によるスピーチは入社式よりも忘年会とか新年会の方が向いているのでは」といった声が相次いでいた。

賛否ある入社式での芸能人スピーチだが、もちろんメリットも存在している。前述のように入社式の様子がマスコミに注目されることで会社の宣伝になるほか、芸能人とのパイプを強くすることで今後、CM出演などを担当してもらいやすくなるなどである。

もっとも新入社員がそのメリットに気がつき活用できていくのは少し時間がかかりそうではあるが、これも先輩からの「教え」というところだろうか。