MLB史上初!ABSチャレンジで試合終了 オ軍21歳捕手が要求 投手「ストライクと思っていなかった」
オリオールズの捕手サミュエル・バサロ(21)が、自動ボール・ストライク判定システム(ABS)によるチャレンジを成功させ、試合を終わらせた史上初のメジャーリーガーとなったとAP通信が1日(日本時間2日)に報じた。
オリオールズ対レンジャーズの9回表。マウンドにはアルバート・スアレスが上がり、2死からエバン・カーターに対して1ボール2ストライクから一球を投じた。この球は球審マニー・ゴンザレスによってボールと判定されたが、ここでバサロがチャレンジを要求。リプレーでは、95.2マイル(153.2キロ)の直球の大部分がストライクゾーンの外角高めにかかっていることが確認され、判定は覆った。これにより試合は終了し、オリオールズが8−3で勝利した。
「その時点でチャレンジは2回残っていたと思う。使ってみてもいいじゃないかと思った。温存するより、使って結果を見る方がいい」とバサロは語った。ドミニカ共和国出身でメジャー2年目のバサロは、この試合で4番に座り、今季初本塁打を含む2安打と攻撃面でも貢献。リプレー判定の間は体を傾けながら結果を待ち、判定が確定するとスアレスのもとへ駆け寄り、抱き合って喜んだ。スアレスは3イニングを投げ、2017年以来となるセーブを記録した。
「自分としてはストライクだとは思っていなかった。でも彼がチャレンジしたとき、『じゃあ見てみよう』と思ったよ。結果的にうまくいってよかった」とスアレスは振り返った。なお、記念すべき一球のボールが誰の手に渡ったのかは、現時点では明らかになっていない。
