笑っている人に人は集まる…西野亮廣は芸人マインドを決して忘れていない【今週グサッときた名言珍言】
【今週グサッときた名言珍言】
【写真】まぜてもらえなければ自分から巻き込めばいい…こたけ正義感が腹をくくって辿り着いた信念
「私をテレビの世界に残してください」
(西野亮廣/フジテレビ系「ぽかぽか」3月20日放送)
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いまや「お笑い芸人」というよりも「実業家」といったイメージの強い、キングコング・西野亮廣(45)。けれど、この日は「テレビの楽しさをみんなに伝えたい」とゲスト出演。だが、番組で行っているゲーム「投扇興」で「マイナス2点を出したら二度とテレビに出ない」と宣言し、本当に「マイナス2点」を出し、「テレビ卒業」が決まってしまう。その直後の番組名物企画「牛肉ぴったんこチャレンジ」で成功したら戻して欲しいと懇願して語った一言が今週の言葉だ。挑戦に見事成功し、これぞ芸人というべき立ち回りを見せていた。
この日は、この場面以外でも西野はザ・芸人だった。イメージをぶつける企画では、MCの神田愛花が「いまだに女性を顔で選んでいるっぽい」「通りすがりの女性に好みのランキングをつけているっぽい」「東京カレンダーに載っているお店に連れて行けば、どんな女性も落とせると思っているっぽい」と矢継ぎ早にイジりまくり。西野は「神田さんに俺なんかしました?」と言いながら、見事に受け身を取っていた。
体を張ったロケも挑戦したいと言う西野に対し、ハライチ・岩井から「アイドルが売れたあとに、バイトしてみるみたいなのやめたほうがいい」と痛烈に突っ込まれても大笑い。終始、番組を全力で楽しんでいた。実際、「ゴッドタン」(テレビ東京系)では、とても現代のテレビとは思えないような体の張り方をしている。
西野は千鳥の2人からも「捕まってないだけの詐欺師」(大悟)と形容され、彼が多用しているクラウドファンディングを「口車金もらい」(大悟)、「国家反逆集団」(ノブ)とののしられ、彼の代名詞的な絵本「えんとつ町のプペル」を「悪魔絵本」(ノブ)、「風俗街のヘルペス」(大悟)などとイジられまくり(関西テレビ・フジテレビ系「火曜は全力!華大さんと千鳥くん」2026年3月10日)。これらに対しても大笑いしつつ瞬時にツッコんでいく西野の姿は、やはり芸人としての屈指の才気を感じさせる。
西野は実業家としても人の上に立つ時に「人としてモテる」ことが重要だと言う(TBS系「日曜日の初耳学」26年3月15日)。番組でもいいMCはモテる、と。そのための方法として西野は「めっちゃリアクションを取る」ことだという。
「めっちゃ笑う。褒める。当たり前ですけど、一番笑ってる人のところに人は集まる。そして人が集まれば情報も集まってくる」(同前)
だから西野はどんな活動をしていても、芸人マインドを決して捨てていないのだ。
(てれびのスキマ 戸部田誠/ライタ―)
