超絶怒涛のカスタムで客を引き寄せウケ狙いのスペックボードでオトす! 「SPARK FINE」のVIP系デモカーにはホンキとユーモアが詰まってた【大阪オートメッセ2026】

この記事をまとめると
■大阪オートメッセ2026に「SPARK FINE」が出展
■VIP系カスタムの車両を3台展示していた
■クルマの仕上がりもさることながらスペックボードもユーモアに溢れていた
見どころはクルマじゃなくてスペックボード!?
700台を超えるカスタムカーが一堂に会した大阪オートメッセ2026。来場者は21万人以上にのぼり、会場は3日間を通じて活気にあふれました。メーカーの先進技術を盛り込んだモデルと、ショップ独自の感性が光るショーカーが競演し、それぞれが強い存在感を発揮。来場者は細部まで作り込まれた一台一台を間近で楽しみました。
そんな見どころいっぱいの会場内を見てまわっているときに、なんとなく気になったUZS186型の「クラウンマジェスタ」がありました。このマジェスタは、大阪でドレスアップカーの製作を中心に請け負っている「SPARK FINE」が製作した車両のようです。

昨今はエアサスがかなり普及しているため、着地自体はそれほど珍しいケースではありませんが、スペックボードに「嫁・息子非公認〜息子の裏切り〜家庭内カースト最下位 絶望の2026」という哀愁を感じるタイトルが付けられている点に興味を惹かれてしまい、写真を撮っていました。
パッと外装を見ただけでも、フロントバンパー交換にパテ埋めされたオーバーフェンダー、トランクスポイラーが装着されていて、それなりに費用は投入されているようですが、カースト最下位での費用の捻出の苦労が忍ばれます。
とくに足まわりはスタイリングにとって重要です。細かいメッシュが特徴の「BBS SUPER RS」は、前後18インチの12Jという極太サイズですが、この深リム仕様はもともとのラインアップに無いため、リバレル加工をおこなって実現させています。

さらには、そのメッシュスポークの奥にチラッと見えるのがブレンボの6ポッドキャリパーです。大径の2ピースディスクとセットで装着されています。そして、この車高を実現させるために、PROOM製のエアサスを装着。車高の管理はAIR LIFTのキットでおこなっています。
後ろにまわり込んでみると、トランクルームが開いていて、そこにはしっかり作り込まれたオーディオのボードが仕込まれていました。

向かって正面には12インチのサブウーファー2発が、側面にはアンプ2枚が埋め込まれ、トランクの中央に据えられているのは、エアサスのタンクとコンプレッサーです。
トランクリッド側には2ウェイの13cmユニットが4発、エンクロージャーで装着されていて、すべてロックフォードで統一されています。
これで終わりかと思いきや、内装に目を移すと、高級感を感じるタンカラーで総張り替えがおこなわれていて、これだけでもお子さんの私立中学校の入学金くらいはかかっていそうです。

このオーナーがタイトル通りのお立場なら、おそらくコツコツと数年をかけて仕上げたのでしょう。そう考えると見事な仕上がりです。
パーツのチョイスに妥協なし
そのマジェスタの隣には、「竹本家 財務省(嫁) 公用車」というタイトルの13代目(GRS200型)クラウンが並んでいました。(嫁)というのは、もしや黒いマジェスタのオーナーの? それならなんとなく合点がいくような仕上がりの車両です。

エアロは「F.S.R AIMGAIN 純VIP GT」を装着し、20インチの「WORK GNOSIS CVX」ホイールをセット。それに合わせてワンオフでオーバーフェンダーを製作してフィニッシュしています。エアサスはマジェスタと同じくPROOM製ですが、隣のブレーキはマジェスタを上まわるスペックで、フロントが8ポッド、リヤが6ポッドのIDEAL製キットを装着しています。

内装はオフホワイトで総張り替えされていて、さらにワンオフのオーバーヘッドコンソールを装着しているようです。
クラウンの、マジェスタを挟んで逆側には、同じ「SPARK FINE」からもう1台の出展車両となる、イカつい旧ベンツが展示されていました。こちらは「繁華街に居たらめんどくさいベンツ」という、「なるほど、確かに」と思わせるタイトルが付けられています。

外装は欧州VIPの王道BRABUS製の前後バンパーに、WALD製のサイドスカートを組み合わせ、USコーナーランプで顔の印象を変えています。
ホイールはこれも定番の「AMG Aero II」ですが、リバレル加工で10.5Jへのワイド化と19インチへのインチアップを図っています。そして叩き出し無しでこのフェンダー被り状態に収めるため、前後のアッパーアームを加工しているとのこと。車高はこちらもPROOM製のキットで調整しています。

同じ会場内にVIP系はそれなりに多く展示されていましたが、この「SPARK FINE」のように、スペックボードのタイトルでウケを狙いつつ差別化を図ってくるケースは、今後ひとつの流れになりそうな気がします。




