オンの進化した怪物三代目。やさしい接地感とリズミカルに進む新作シューズ
スイス発のスポーツブランド、On(オン)が誇る人気シリーズ「クラウドモンスター」。世界に先駆けて日本で先行発売されたシリーズ最新作のメディア向けランニング会に参加。そのエネルギッシュなライド感を体験してきました。
2年振りのモデルチェンジ
「クラウドモンスター」の初代モデルが登場したのは、2022年3月。ブランド史上最大のCloud(クラウド)パーツを使った、特許技術のCloudTecソールが高いクッション性と反発性を両立。モンスターの名にふさわしい跳ねるようなライド感とインパクトのあるルックスが支持され、一躍人気モデルになりました。2024年2月に登場した二代目モデルは、さらに厚底に。より推進力が得やすいシューズに進化しました。2年ぶりのアップデートとなる今作「クラウドモンスター 3」は、一体どんなシューズになったのでしょうか。
「クラウドモンスター 3」の最大の特徴は、なんといっても既存のモデルにはない3層構造のCloudTecソールでしょう。前作までは2層構造だったこともあり、見た目からインパクトがあります。3層構造になったことで、今までにないソフトなクッショニングと、着地から蹴り出しまでの重心移動をサポートされる感覚が得られるとのこと。また、大きく弧を描くようにカーブしたロッカー形状により、体が自然に前へ前へと押し出されるようなスムーズな蹴り出しが可能になっているという説明がありました。
足の幅に合うよう、ワイドな足型も用意
もう一つの大きな変更点がラスト(足型)です。前作は足幅、特に指先周りが広い設計で、フィット感が緩いという声が多かったそう(筆者もハーフサイズ下げないと足に合わないなと感じていました)。そこで、今作では初代「クラウドモンスター」のようなぴったりと足にフィットする足型に変更したとのこと。加えてワイドフィットモデルが用意され、「クラウドモンスター 2」のフィット感が好みだったという人はそちらが選べるようになっています。これは嬉しいですね。
アッパーは前作よりも通気性がアップ! シュータン部分にパッドがプラスされ足の甲にかかるプレッシャーが軽減されているのもポイントです。さらに、細かな部分ではりますが、シュータンにバンドが搭載され、結び終えたシューレースを収納できるようになっています。ランニング中にシューレースが解ける心配が減り、シューレースのバタつきも抑えられます。
物足りなさは束の間。リズムに乗った足運びが実現
実際に足を入れると、前作からラストが変更されていることがすぐにわかります。前作のようなフィットがルーズな感じはなく、いつも履いているサイズでジャストフィットでした。
ウォーク&のんびりジョグをしているときに強く感じたのは、「クラウドモンスター 3」の高いクッション性能。3層構造のCloudTecソールの空洞部分が潰れることで、着地衝撃をしっかりと緩衝してくれている感じがします。接地感はとてもソフトで、アスファルトの硬さを感じません。とても気持ちよくウォーク&のんびりジョグをしていたものの、ちょっと反発が物足りないというか、過去作のようなグイグイくる感じがしないなと思っていました。
しかし、ペーサーの方に促されてスピードを上げてみると、「クラウドモンスター 3」のモンスターらしさが顔を出してきました。踏んだ分だけ返ってくるというか、大きなエネルギーリターンが得られ、リズムよく前に進みます。これは気持ちいい!
ウォーキング、ジョギング、そして少しペースを上げた練習やレースまで、幅広く活躍してくれそうな印象。タウンユースしたくなるルックスも魅力的で、「クラウドモンスター」シリーズ史上最も万能で汎用性が高いのではないかと思います。
Source: On
