《kjからくるまって振り幅がすごすぎる》《そりゃMEGUMIはモテるよ》と女性票も大いに集めたMEGUMI

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MEGUMIや小池栄子みたいな、頭よくて面白くて才能あって強い女性たち、いま思えばなぜグラビアアイドルをやっていたのだろう》

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 2月18日、こんなXの投稿が660万インプレッションを叩き出し話題となったが、この投稿を見て「そういえばグラドルだったっけ」と思い出した人もいるかもしれない。

 トーク番組、司会もこなす「大物女優」小池栄子(45)はもちろん、MEGUMI(44)はいまやNetflixと複数年にわたる独占契約を結ぶ「敏腕映像プロデューサー」、60万部のベストセラーとなった美容本を著書に持つ「大物美容家」といった肩書きがある。グラドル時代を思い出した投稿がバズったのも納得だ。

《kjからくるまって振り幅がすごすぎる》《そりゃMEGUMIはモテるよ》と女性票も大いに集めたMEGUMI

 さらに同じタイミングで飛び込んできたのが、芸人「令和ロマン」高比良くるま(31)との熱愛報道。

《才能溢れる2人、意外な組み合わせですが、いい化学反応が起きそう》《声出た。パワフルカップル誕生だ〜》《MEGUMI、離婚してたんやな 知らなかったわ》《会話のラリーが早そうだしおもしろそう》など、ネットには驚きと祝福の声があふれた。

スキマ狙い

MEGUMIは“スキマ狙い”が抜群にうまい。離婚後初の熱愛報道となったお相手が、くるまだったというのも100点。くるまはイケメンじゃないがイケてる人。慶應大学中退で頭もいいし、若くて才能がある。例えば同じ年下であっても、正統派イケメンアイドルなどと付き合い出したら、世間の声はまた違うものだったはず」

 と、評価するのは芸能ジャーナリストの宝泉薫氏。

「たとえば2005年の映画『東京タワー』で寺島しのぶが演じた役柄を、2024年のドラマ版ではMEGUMIが演じています。この時の相手役は、18歳下のTravis Japan・松田元太(26)。年下イケメンとの情愛に溺れる演技が評価されましたが……現実では、こういう方向性の相手でなく芸人を選ぶセンスが“いいところをついてきたな”と思えます」(宝泉さん、以下同)

 世間から《意外》《くるまでいいの?》といった声があがったのも「スキマ狙い」のうまさなのかもしれない。また、「女優は俳優より芸人を選ぶと“緩衝材”になる」とも。

「たとえば、大竹しのぶはTBSディレクターと野田秀樹の間に、芸人である明石家さんまを挟んだことで女をあげた印象がある。違う世界の人脈が広がるし、本人にもマルチタレント感というか“おもしれー女”感が出た。MEGUMIが元夫のDragon Ash・降谷建志のようなミュージシャン系の相手をまた捕まえたとしたら、世間からは“ミュージシャン好き女性”の型にはめられて終わってしまうので……」

 アイドルでもミュージシャンでもなく、また彼女がMCを務める「ラヴ上等」で見るようなヤンキー男性でもない、今をときめく芸人との熱愛によって“バツイチだけど奥深いイケてる40代女性”が完成したようだ。

芸名「MEGUMI

 MEGUMIは1999年に、野田義治社長率いるタレント事務所「イエローキャブ」からデビューした。“スキマ狙い”の姿勢は、デビュー時から窺えるフシもあって、

MEGUMIの本名は山野仁(めぐみ)。名付け親が野田社長だったのは有名な話ですが、彼はかつて、堀江しのぶ、細川ふみえ、山田まりや、雛形あきこといったタレントを世に送り出してきた……つまり、“漢字+ひらがな”という芸名が、おそらく事務所の既定路線だったのでは。かつ堀江以外はみな本名と同じです。MEGUMIもそれに倣うなら、芸名は『山野めぐみ』でもよかったはず」

 だが、あえてローマ字の「MEGUMI」。正統派グラドルとしても、少し違和感のあるネーミングだが……。

「高校時代には歌を学ぶためアメリカ留学に出るなど、長く歌手志望だったことが関係しているのではないでしょうか。当時、ローマ字表記のグラドルは相当珍しかったはず。でもアーティストならYOU、hitomiらがすでにいた。もともと知り合いから紹介されたという野田社長は、MEGUMIの“将来”を気遣い、いずれアーティストの道にも進めるようにという期待を込めた名前だったのかも」

 そういった意味では1997年デビューの「小池栄子」も、イエローキャブに珍しい“漢字だけネーム”だが。

「ふたりとも、野田社長の得意とする“ベビーフェイス”がウリのタレントではなく、異質な存在。小池栄子は当時のトレンドだった“癒やし系”ではなく“威圧系”と称される迫力ある顔立ち。MEGUMIはちょっと生意気そうで上品とも言い難い顔立ちで、だからこその親しみやすい色気があった。漢字だけの強い芸名も、ローマ字の芸名も、それぞれのキャラに合っていると思いますよ」

 どちらも事務所内の「王道」でなかった。初めからグラビアだけをやらせるつもりではなかったのだろうし、それゆえ今でも生き残っているのでは……と宝泉さんは分析する。

「漢字+ひらがな」組と違う道

 その芸能生活の歩みも、同じ事務所の面々とは異なるものだった。漢字+ひらがな芸名のタレントの多くは、ほどよいタイミングで“いい相手”を見つけ、結婚し、穏やかなキャリアへと移行していった。一方、

「トーク力に優れた小池はバラエティタレントやMCとして人気を博し、女優としても演技に幅と重厚感が出て重宝された。名前の印象もあってか、骨太な役もこなせる。一方のMEGUMIは、小池より少し後からテレビ番組に進出してきた。そのためか“ジェネリック小池栄子”のような使われ方をしていた印象があります」

 2007年に小池がプロレスラー・坂田亘と、2008年にMEGUMIが降谷とそれぞれ結婚すると、芸能人として違う像が見えてきたという。

MEGUMIが授かり婚だったのに対し、小池は子どもを作らなかった。夫の借金報道もあったため、いよいよ女優業に熱を入れたのでしょう。また、その後のMEGUMIの離婚はもっとも大きな転機になったと思います」

 MEGUMIは離婚を経て、自分の肩書きを再構築したといえる。美容家、映像制作、女優としても価値を高め、どれも「スキマ狙い」が成功している。

「“誰かの妻”ではなく、“MEGUMIというブランド”を確立した。グラビア出身という経歴も、いまや自分の“振り幅”として武器にしているように思います」

 Xの投稿にあった「なぜグラビアをやっていたのか」という疑問も、答えは出ていると宝泉さん。

MEGUMIも小池も最初から、グラビアは通過点と割り切って考えていたから。その立場に安住するつもりはなかったのでしょう。芸能界の業を学んで、現場を生き残り、強くなったふたり。これからも活躍が期待されます」

デイリー新潮編集部