昭和天皇崩御の衝撃! ”昭和最終日”の日本の様子はどんなだった?【眠れなくなるほど面白い 図解 昭和の話】
昭和天皇の崩御で国が止まった 元号が変わるという体験
ひとつの時代が終わり、歴史となった
昭和64年(1989年)1月7日、昭和天皇が崩御し、63年続いた「昭和」という時代が幕を閉じました。戦争と復興、高度経済成長、バブル景気という激動を越えてきた日本にとって、その死はひとつの大きな区切りであり、国全体が喪に包まれました。
昭和天皇が亡くなられるよりも前、体調を崩されているときから、すでに街は自粛ムードに入ります。そしてついに訪れた7日。早朝から放送局は通常番組を中止し、特別報道に切り替えました。デパートは休業し、学校も休みとなり、華やかな広告や音楽が姿を消すなど、まさに「国が止まった」かのようでした。
そして、その日の午後には、新しい元号「平成」が当時の小渕恵三官房長官より発表され、多くの人々が元号が切り替わる瞬間を初めて迎えました。テレビを見て、または新聞の号外を読んで「昭和が過去になった」ことを実感し、日常が変わる節目を体験したのです。
平成元年(1989年)2月24日には、大喪の礼(国葬)が執り行われました。昭和天皇を見送ろうと、皇居から会場である新宿御苑までの沿道には20万人にものぼる人々が詰めかけ、まさに国を挙げて昭和天皇を弔いました。国民たちは、深い喪失感とともに、怒濤の昭和時代の最後を見届けたのでした。
昭和が終わった昭和64年(1989年)1月7日
昭和64年(1989年)1月7日、昭和天皇の崩御で昭和が幕を閉じ、街は自粛ムードに包まれ、新元号「平成」が発表されました。
1月7日 早朝
昭和天皇が崩御。テレビ・新聞は特別報道に切り替え
街の自粛
パチンコ店や映画館が休業、派手な広告や音楽が消える
同日 午後
小渕恵三官房長官が新元号「平成」を発表
国民の反応
新聞号外を手にした人々が、昭和が過去になったことを実感
昭和天皇を弔う「大喪の礼」
昭和64年(1989年)2月24日、昭和天皇の大喪の礼が行われ、国内外から要人1万人が参列、沿道に20万人が詰めかけしました。
【日程】昭和64年(1989年)2月24日( 崩御から1カ月以上後)
【規模】国内外の要人 約1万人が参列( 164カ国の元首・大使など)
【国民参列】沿道には20万人以上が詰めかけた
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 昭和の話』監修:町田 忍

