その名も「カレーのお店」。ドライキーマカレー好きがうなる新店が江戸川橋に誕生

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テレビやWEBメディアで大人気の“カレーおじさん \(^o^)/”に今週食べたカレー&スパイス料理の中からイチオシを教えてもらう連載。今回は、東京・江戸川橋にオープンした「カレーのお店」を紹介します。

【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス#186】「カレーのお店」

江戸川橋駅近くを歩いていると「カレーのお店」という看板を見つけました。店名もそのまま「カレーのお店」。2024年7月1日にオープンしたようです。

その名も「カレーのお店」

月曜から金曜までの昼のみ営業。11:30からのオープンです。メニューは「オリジナルチキンカレー」1,300円と「ドライキーマカレー」1,300円の2本立て。あいがけはありません。

月〜金曜の昼のみ営業

券売機で食券を購入するとキッチンまでそれが伝わるシステム。ワンオペでの営業なのですが、シェフに「ご飯少なめで」と声掛けすると気さくに対応してくれました。

「オリジナルチキンカレー」

オリジナルチキンカレーは玉ねぎの甘みとトマトのうまみに、ホールで使用したカルダモンやクローブの香りが調和し、ごろっと存在感のあるジューシーなチキンと仕上げにふりかけられたカスリメティで王道のスパイスカレーといった趣。

チキンは存在感のあるごろっとした大きさ

添えられたマッシュポテトやキャベツの千切りのピクルスにセンスを感じます。

副菜はマッシュポテトとキャベツの千切りのピクルス

こちらのカレーはスパイスカレー慣れしていない方にも食べやすく、慣れている方にも納得のクオリティと言えるでしょう。

「ドライキーマカレー」

僕のおすすめはドライキーマカレーの方です。牛豚の合い挽き肉にドライフルーツも入ったカレーは、昭和の喫茶店や洋食店で見かけた昔ながらのドライカレーの面影も見せつつ、スパイスの使い方や仕上げのカスリメティは令和のスパイスカレーのキーマ的。

昭和と令和のフュージョン的ドライキーマカレー

言ってみればこれは昭和と令和のフュージョン。昔も今もずっとカレーが好きだという方に最も楽しめるカレーではないでしょうか。もちろん昔のカレー好きにも今のカレー好きにもおいしいと思えるクオリティです。

シェフはいったいどのような方なのかと興味を持ちお話を聞いてみると、シェフは元々パン職人だったのが、スパイスカレーと出合ってそのおいしさと身体にも良いことを知ってハマり、さまざまなお店を食べ歩きながら自分でも作るようになり、それを続けている中で現店舗のオーナーと出会い、カレーのお店を初めてみないかという声かけに乗ったとのこと。

確かにこちらのカレーもヘルシーなおいしさであり、元々パン職人であるならカレーパンも食べてみたいという希望も膨らみます。基本はご紹介した2種のカレーライスなのですが、祝日などに限定カレーを出すこともあるのだそうでそちらも興味津々。

店内はカウンターとテーブル席を用意

洋食系カレーやインドネパール系のお店こそあれど、スパイスカレーのお店の数が乏しい江戸川橋界隈において期待の新店舗です。

※価格はすべて税込


<店舗情報>
◆カレーのお店
住所 : 東京都新宿区西五軒町13-3 関谷マンション 1F
TEL : 不明の為情報お待ちしております

撮影:カレーおじさん

文:カレーおじさん、食べログマガジン編集部

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