千葉戦でスーパーな活躍を見せた高橋。写真:鈴木颯太朗

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 昨季はトップ下に抜擢されたリーグ終盤戦で2戦連続ゴール。モンテディオ山形をJ1昇格プレーオフに導く活躍を見せたアタッカーが、今季のジェフユナイテッド千葉との開幕戦では衝撃の2ゴール・1アシストと全得点に絡む働きで逆転勝利の立役者になった。

 ルーキーイヤーの2020年シーズンはJ2リーグで6試合・1得点と振るわなかった。しかし、その後、アスルクラロ沼津、福島ユナイテッドFCでの武者修行を経て、山形に復帰した23年シーズンにインパクトを残し、今季開幕戦の活躍に繋げた印象だ。果たして、プロ5年目の高橋潤哉はどのタイミングで自信を掴んだのか。

「試合に出たい想いで沼津に移籍してから、結果を出すことで少しずつ自信を得た部分があります。山形に復帰してすぐは結果を残せませんでしたが、昨年の終盤戦に出番をもらってゴールを決めることができたのは自信に繋がっています」

 昨季終盤の活躍と今季開幕戦での躍動で、「波は来ている」という実感はあるのだろうか。

「自分の中では練習から積み上げてきた感覚があって、それがひとつ結果として表れたと考えれば『波が来ている』という捉え方もできますが、正直、波は作りたくない」
 
 要するに、コンスタントに活躍してこそ一流のプロということなのだろう。

「自信を掴むだけでなく、常に結果を出す選手にならないといけないというのが次の段階だと思います。今はそこを目指している最中という感じです」

 開幕戦の勢いを持続できれば、山形できっとエースストライカーの座を確保できる。千葉戦でのコントロールショットからの先制弾、強烈なヘディングからの逆転弾はいずれも彼の才能を示すシュートだった。そのパフォーマンスからはコンディションの良さが窺えるだけに、ここから一気に覚醒なるか。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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