島津亜矢が舞台版『舌切雀』にサプライズ出演 一夜限りでテーマ曲『LIFE』を生歌唱した。(C)舞台「日本昔ばなし」製作実行委員会/舞台版「舌切雀」2024
2月9日からヒューリックホール東京にて幕を開けた舞台版『舌切雀』の取材会が、11日に行われ、キャストの内博貴、松本幸大、片岡鶴太郎、萬田久子らが出席した。

本作は、文豪・太宰治の短編小説集『お伽草紙』(おとぎぞうし)』に収められた『舌切雀』を基にしていて、太宰自身の歩んできた生き様や新しい時代のエッセンスも織り交ぜ、夫婦の心の中に秘められた愛情を描いたもの。そして、”昔ばなし”ならではの「日本人の心の原風景」や「親から子へ、子から孫へ」と、そう受け継がれ、それを伝え続ける人々の絆を大切に扱っている。

▼(左から)松本幸大、内博貴、片岡鶴太郎、萬田久子

舞台版『舌切雀』取材会にて


取材会が行われた11日においては、テーマ曲『LIFE』を担当した島津亜矢が舞台に上がる特別演出があり、本公演のために書き下ろしたその楽曲を生歌唱する場面があった。

なお、取材会には当初、島津も同席する予定だったが、時間の都合で参加出来ずに、次のようなコメントを関係者に託した。

★島津亜矢から届いたコメント

このテーマ曲は、西寺郷太さん作詞、鎌田雅人さん作曲によって、日本昔ばなしの舞台シリーズのために新たに書き下ろした曲だと伺いました。

詩を読ませていただいた時、すーっと自分の中に入ってきて人々の生活の中にある温かいぬくもりのようなものを感じ、そして、生き生きとした音楽にのせて人生の輝きを感じ、歌うことをイメージさせていただきました。

現在、日本だけでなく世界中で、様々な自然災害や戦争の被害にあわれて苦しんでおられる方々がいらっしゃいます。そうした方々にエールを贈らせていただくためにも、本日の舞台では私の気持ちを精一杯込めて歌わせていただきたいと思います。

そして、舞台版『舌切雀』を子供から大人までたくさんの幅広い年齢層の方々に楽しんでいただければと思っております。


太宰治役の内は、テーマ曲のレコーディングに立ち会っていたそうで「そのときに『初めまして』とあいさつさせていただきました」と初対面だったと明かし「島津さんのレコーディングに凄く感動しました。今日は、この大きなステージで長く聞けるので、今から非常に楽しみです」と期待の大きさを口にしていた。
                                         
テーマ曲の『LIFE』は後日、期間限定のダウンロード配信の特別販売の計画もあり、その売上の一部が能登半島地震で被災された方への支援に寄付されることも明かされていた。

舞台版『舌切雀』は全12公演、ヒューリックホール東京にて、2月9日から2月18日まで上演されている。

■関連リンク
舞台版『舌切雀』…案内WEBページ