「絶対またチャンスが来ると思っていた」2度のゴール取り消しにも、田中美南は不屈の闘志で1ゴール・1アシスト!【女子W杯】
日本女子代表は現地時間7月22日、オーストラリア&ニュージーランドで開催されている女子ワールドカップのグループステージ第1節で、ザンビア女子代表と対戦し、5−0で勝利を収めた。
大事な初戦とあって、立ち上がりはやや落ち着かない展開だったが、徐々にペースを掴んだのは日本。3−4−2−1システムの1トップで先発した田中美南が、21分にネットを揺らす。会場には日本代表の公式応援ソング『勝利の笑みを君と』が鳴り響いたが、VARが介入しオンフィールドレビューの末、直前のプレーがオフサイドの判定となりゴールは取り消しに。
それでも55分に遠藤純のクロスに飛び込んだ田中美が三度ネットを揺らす。今度はゴールが認められて、背番号11の笑顔が弾けた。
2度のゴール取り消しとなったストライカーは、試合後に取材に応じると、「3回目はさすがに純のほうが前に出てたので、大丈夫かなと思いながらも、純がオフサイドかなとも思って、心配でした」と、シュート直後に副審を確認していたと明かす。
続けて「絶対またチャンスが来ると思っていた。それでも、だんだんと喜びは薄れて...3回目の時は良かったなという気持ちのほうが強かった(笑)。とにかくゴールが取れて良かったです」と安堵の様子を浮かべた。
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このゴールで初戦の硬さも取れたのか、さらに動きを良くした田中は62分、ゴールライン上ギリギリで折り返し、宮澤の得点をアシスト。
カタールW杯で男子日本代表の三笘薫が、スペイン戦の決勝弾をアシストした場面を意識して、「“三笘の1ミリ”もあって、ギリギリまで粘るのも大事だなと」諦めない姿勢も見せた。
田中は直後の66分にピッチを後にしたが、日本の完勝に大きく貢献した。
なでしこジャパンは26日の次節でコスタリカと、31日のGS最終戦でスペインと対戦する。
GSの残り2試合は、奇しくも男子のカタールW杯と同じ対戦順。森保ジャパンはコスタリカに0−1で敗れたが、なでしこたちは異なる結果を残せるか。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト特派)
