17日の川崎vs横浜FMでいよいよ今年のJリーグがスタートしました。楽しみや夢が膨らんでいますが、開幕節を見ていてとても気になったことがあります。

それはVARの問題です。今年からVARではヨーロッパと同じように3Dラインのシステムが導入されました。これまでは足の位置に線が引かれ、それだけでオフサイドかどうか判定されていましたが、今年は体の最もゴールに近い位置でラインを引き、それで判定することになります。

この3Dのラインを引くまでにはいくつか手順があって、まずは味方選手がボールを蹴る瞬間を特定し、最初に2Dラインで判定できるのかを見て、そうでなければ3Dラインを引いて、それから判定することになっています。

開幕節では際どい場面がいくつもありました。そしてそのせいでVARの判定までに長い時間がかかることがありました。

DAZNで見ている人はその間にリプレイを見られたことでしょう。ですがスタジアムにいる人や、あるいはもしかしたら選手は、何のプレーでVARが行われているのか分かりません。

待っている時間が長くなると、どうしても選手の集中力は切れます。せめて電光掲示板に何のプレーをVARがチェックしているのか、該当する場面を映すようにしなければ、選手のリズムは壊れていってしまうと思います。

ヨーロッパのほうでは最近VARの判定ミスが話題になっています。もしかしたら日本はそのミスを避けるために慎重に運用しているのかもしれません。ですがこんなに時間がかかると、それだけで大きな問題になると思うのです。

ワールドカップのときも3Dラインでしたが、こんなに時間がかかっていませんでした。セミオートマのシステムだったりVARの人数だったりが導入されていたからだと思います。もしもこのような状態が続くなら、日本も急いで導入したほうがいいのではないか。そう思わざるを得ない開幕節でした。