1家に1台はあるといっても過言ではなさそうな「電気ケトル」。記者は2023年1月、10年以上愛用していたケトルが壊れかけたのもあって、買い替えを検討しました。

そんな時にコストコの倉庫店で出会ったのが、「salton(サルトン) 温度コントロール電気ケトル」(品番:GK2077JP)です。

5000円以下で、「1.2L以上の容量」「温度調節ができる」「できれば保温機能もある」ケトルを探していた記者にとっては、ぴったりの商品でした。

中が見やすい耐熱ガラス&タッチパネル搭載

サルトンはカナダのメーカーで、製品は中国製です。

<製品の特長>
・LEDの色で温度がわかる(6色)
・40℃〜100℃の3段階温度調整(10℃ずつ)
・最大2時間の保温機能
・耐熱ガラスポット
・タッチパネル搭載
・最大適正容量1.7リットル

記者は1月下旬に神奈川県内の倉庫店で購入しましたが、価格は4280円でした。

コストコのオンラインストアでも取り扱いがあり、価格は4580円(通常配送料込み)です。なお、2月1日現在は「在庫切れ」となっています。

購入の決め手は、約4000円という価格での多機能性。タッチパネルで温度設定の操作も楽で、透明のガラスなので中の水の状態も見やすいです。

開口部が広いので、手入れがしやすそうなのも魅力的に感じました。

シンプルでインテリアにも馴染みやすいデザインなのも◎。70度で紫、80度で黄色のように、温度によってLEDの色が変わる仕様は便利というわけではないですが、カラフルで可愛いです。

SNSでは「綺麗」「面白い」と好評です。

沸騰時間の目安は、500mlで約2分40秒、1000mlで約5分10秒。市販の商品の中では、遅くはないほうだと思います。

一方で気になった点は...

やや面倒だと感じたのは、「最初の使用前の準備」。取扱説明書には、1Lの水の沸騰→500mlの水を追加して一晩放置からの、1.7Lの水の沸騰(3〜4回)という手順が記載されており、買ってすぐ使いたい場合はちょっとがっかりするかもしれません。とはいえ、最初だけのことなので、記者はそれほど気になりませんでした。

また、ほかで少し気になったのは「重さ」。これまで軽い材質のケトルを使用していたので、1リットル以上水を入れた時に少し重さ感じました。製品重量は1kgです。

個人的には、価格帯、機能性、デザイン性を総合的に判断したときに、買ってよかったと感じました。似たようなケトルを探している人は参考にしてください。

(東京バーゲンマニア編集部 穂高茉莉)