映画版「時をかける愛」の記者会見に出席したエグゼクティブプロデューサーのギャビン・リン(左端)、主演のグレッグ・ハン(右から3人目)、アリス・クー(同4人目)ら=車庫娯楽、三鳳製作

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(台北中央社)台湾で2019年に放送されて好評を博した台湾ドラマ「時をかける愛」(想見你)の映画版が30日に台湾で公開される。記者会見が20日、台北市内で行われ、グレッグ・ハン(許光漢)やアリス・クー(柯佳嬿)ら主要キャストが作品をPRした。

「時を〜」は21年の時を超えて交差する愛を描くラブミステリー。グレッグやアリスは1人2役を演じた。映画版はドラマ版の設定を引き継ぐ。

グレッグは、映画版の脚本はドラマ版よりも理解するのに多くの時間がかかったと明かす。撮影現場でも監督や脚本家と意見を交わしたという。13話あったドラマと違い、映画は1時間余りに内容を圧縮しないといけないため、難しさがあったと語った。

映画版にはグレッグとアリスが演じる4人の登場人物が一つの画面に収まるシーンも登場する。アリスは、脚本を読んだ際に「全員が壁に寄る」と注釈が書かれているのを目にし、とても面白いと思ったと語る。演じる俳優は本当は2人だけだったため「私は誰?私はどこにいるの?と時々思った」と明かした。

エグゼクティブプロデューサーのギャビン・リン(林孝謙)は、音響効果に多くのサプライズがあるとし、劇場での鑑賞を呼び掛けた。時間が戻る音や水滴の音などに特別な趣向を凝らしたという。また、ドラマで物語のキーともなったウーバイ(伍佰)&チャイナブルーの楽曲「Last Dance」も改めて調整し、速度を落とした際にわざと左側と右側の音場にずれを生じさせることで、音に包まれるような感覚や時を超える雰囲気を観客により味わってもらえるようにしたと紹介した。

出演者らは、映画版はドラマ版よりももっと複雑だとし、何度も劇場に足を運んでもらえればとアピールした。

(王心茵進埆検名切千絵)