レッドソックスへの入団会見に臨んだ吉田正尚【写真:Getty Images】

写真拡大

5年124億円は日本人野手最高額「一番いい評価をしていただきました」

 レッドソックスは15日(日本時間16日)、オリックスからポスティングシステムを利用した吉田正尚外野手と5年契約を結んだと正式発表した。背番号は「7」。本拠地フェンウェイパークで行われた会見では「マサタカ・ヨシダです。初めまして。英語を話せません。緊張しています」と英語で自己紹介した。

 5年間で9000万ドル(約123億9000万円)の契約。日本から移籍した野手ではカブス・鈴木誠也外野手を上回る歴代最高額だ。交渉解禁初日の異例のスピード決着となった。会見では本拠地用ユニホームに身を包み、「一番いい評価をしていただきました。(早期決着で)ビックリしました」と笑顔を浮かべた。

 フェンウェイパークの印象について「テレビでは見ていたんですけど、今日初めて生で見て、すごく高くて歴史のある球場だなと感じました」と話した。レッドソックスでは9人目の日本人選手。米メディアから契約前に“先輩”と話したかと問われ、「特にはないんですけども、松坂さんからツイッターでボストンは寒いので、ダウンジャケットを持ってきてくださいと言われました」と話し、報道陣の笑いを誘った。(Full-Count編集部)