「今、最も欲しいと思う旧車の車種は?」

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車種によっては、価格が年々上昇する国産旧車も多く、1980年~90年代に製造された「ネオクラシックカー」も高い人気がありますよね。

ビンテージ感溢れるクラシックカーも魅力的ですが、旧車に比べ実用性に優れるネオクラシックカーにも魅力があります。

今年4月には「旧車王」を運営するカレント自動車株式会社が、旧車に興味のある男女129名を対象に「今、最も欲しいと思う旧車の車種は?」というアンケート調査を実施しています。

今、まさに「みんなが気になっている車種」ベスト3をご紹介していきましょう。

旧車好きが選んだのは歴史あるあのモデル!

ランドクルーザー70

3位に選ばれたのはトヨタの「ランドクルーザー」でした。「ランクル」の愛称でも親しまれており、海外でも根強い人気を誇っています。

アウトドア向きのパワフルで安定した走りと、何より外観の無骨なカッコよさが人気の理由のようです。中には「20年間同じランクルを乗り継いでいる」なんて人の声もあり、見た目通りのタフなところも魅力ですね。

2位に選ばれたのはポルシェの「911」シリーズ。やはりスポーツカーらしいスタイリッシュで特徴のある外観と、走りの面でも熱烈なファンを獲得し続けていることが人気の秘訣のようです。

特にポルシェ 911の駆動方式は基本的にRR(後輪駆動)のため、加速力・ブレーキの性能・ハンドルの操作性に優れています。走ることを楽しみたいかた向けの、「車好きが1度は乗ってみたい車」と言えるでしょう。

全く異なるキャラクターの2車種がランクインする結果となりましたが、実は1位に選ばれた車種は2位、3位に倍以上の票を集めています。

それでは、ランドクルーザーとポルシェ 911を抑えて1位になった車種についてもご紹介しましょう。

1位は不動の人気を誇る“あの”名車!

1位に選ばれたのは、日産の「スカイラインGT-R」となりました。日本を代表する、最強のスポーツカーとして有名ですよね。

GT-Rにも様々なモデルがある中で、「R32 GT-R」は特に「スカG伝説」という愛称でその雄姿が語り継がれていることでも知られています。同伝説は、スポーツカー好きにはたまらないツーリングカーレースにおいて、全日本ツーリングカー選手権無敗・29連勝という快挙で大きな注目を集めたことから伝説として語られるようになったのだとか。

そのエンジンパワーと走行性から、海外でも非常にファンが多いと言われています。まさに「憧れの1台」と言えそうですね。

今回のアンケートではスポーツカーが上位に並ぶ結果となりましたが、上位にランクインした中では「ポルシェ 911」が唯一の輸入車となりました。近年では旧車分野においても国産スポーツカーが人気のようです。

旧車のファンたちが“沼にハマった”理由とは?

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旧車のファンたちは、一体どこにこだわって車種を選んでいるのでしょうか。旧車販売にも詳しいカーディーラーにインタビューをおこなってみたところ、「旧車が好きな人は、性能より車の形や内装を好む人がほとんど。燃費の良さや乗り心地を意識して買う人は少ないですね」との返答でした。

さらに「ドラマや映画(『ワイルド・スピード』シリーズなど)、親の影響で好きになる人が多く、若い人にも旧車好きは一定数いますよ」と語っていたため、幅広い年齢層の旧車ファンがいるようです。

しかし、当然旧車ならではの“苦労”もある模様。

同ディーラーは「旧車はそもそも手に入れること自体が難しく、車はもちろん扱っているパーツも高額です。状態がいいものは少ないため、購入後の維持も大変なのがネック」と前置きした上で、「それでもなかなか手に入らないことや、人と被らない特別感に惹かれて、旧車を求める人は絶えないですね」と“沼にハマった”人たちの様子を話してくれました。

その希少性や独自の魅力から、ファンを虜にしてやまない旧車の世界。1度ハマると抜け出せなくなってしまうこと間違いなしですね。