ウクライナで戦死した曽聖光さん=曽さん所属部隊提供

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(イスタンブール中央社)ロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナでの戦闘に参加し戦死した台湾人義勇兵、曽聖光さんの追悼式が、首都キーウで予定されている。軍関係者からは曽さんの死を惜しむ声が上がっている。

曽さんが参加していた部隊の報道官は9日、中央社の取材に応じ、曽さんについて勇敢な戦士だったと語った。他に行き場所がないため戦いに身を投じる人もいる中で、曽さんには明確な動機があったとも振り返った。ロシア軍の女性や子どもに対する残虐な行為を見ていられなくなったからだったという。

部隊の幹部は、曽さんの遺族と台湾に対し「このような息子がいたことに、最大の敬意を」とフェイスブックに記した。投稿には軍服を着た曽さんの写真が添えられた。

曽さんは今月2日、ウクライナ東部ルハンシク州での戦闘中に負傷し出血多量で死亡した。東部・花蓮の台湾原住民(先住民)族アミ族出身で、25歳だった。

遺体はウクライナ中部に移された。消息筋によれば、遺族はポーランドに到着したという。

(鍾佑貞/編集:楊千慧)